99.07.18(日)

 


 

お洋服はうれしい (朝日文庫)

お洋服はうれしい (朝日文庫)
高橋 直子

朝日新聞社 1999-04
売り上げランキング : 912709

Amazonで詳しく見る by G-Tools

 

 今日は雨。家族でショッピングセンターめぐり。センター内の本屋で高橋直子さんの「お洋服はうれしい」が文庫化されていたのを見つけてパラパラ読んでみました。なかなか優雅な生活を送られているようです。彼女は作家の高橋源一郎さんの御内室ですが、私とは同じ町内で育ち、小学校・中学校と同じ学年におりました。私は男子校に行きましたからそこでご縁は切れてしまいましたが、我々同級生のあこがれのマトでございました。彼女にはこのほか競走馬(競馬デスネ)に関する愛情あふれたエッセイ集があります(「競馬の国のアリス」など)。これからも頑張っていただきたいものです。

 さて、午前中はひまだったので昨日買った本を読んでいました。

 

鎌倉擾乱 (文春文庫)

鎌倉擾乱 (文春文庫)
高橋 直樹

霊鬼頼朝 (文春文庫) 戦国繚乱 (文春文庫) 天皇の刺客 平将門―黎明の武者(つわもの)〈上〉 (時代小説文庫) 炎環 (文春文庫 な 2-3)
by
G-Tools

 

 「鎌倉擾乱」(高橋直樹・文芸春秋文庫) あ、高橋直子かと間違って買ったわけではありませんが、この本を読んだその日に上記の本に出会ったので、不思議な因縁を感じてしまいます。鎌倉に斃れた3人の幕府の要人である、源頼家・平頼綱・北条高時の物語です。頼家は修善寺物語の印象が強かったのですが、この不運な二代目をケレンなく書ききっており、悲惨な最期にある種の清々しさを含ませておられます。

 

歴史の嘘と真実―誤解だらけの「正義」と「常識」 (ノン・ポシェット)

歴史の嘘と真実―誤解だらけの「正義」と「常識」 (ノン・ポシェット)
井沢 元彦

逆説のニッポン歴史観―日本をダメにした「戦後民主主義」の正体 (小学館文庫) 逆説の日本史〈6〉中世神風編 (小学館文庫) 言霊―なぜ日本に、本当の自由がないのか (ノン・ポシェット) 誰が歴史を歪めたか―日本史の嘘と真実 (祥伝社黄金文庫) 激論・歴史の嘘と真実 (祥伝社黄金文庫)
by
G-Tools

 

 「歴史の嘘と真実」(井沢元彦・祥伝社文庫) 15年間にわたって種々の雑誌に発表された歴史に関するエッセイを集めたもの。テーマも異なり長短も様々ですが、氏の慧眼が随所に発揮されています。それぞれの話が長編や別の随筆に発展しているのを見ると、小説家というのはさすがにシブトイと思わずにいられません。何事も最後まで仕上げないとダメですよね。自分への警句とします。

 

「超」整理法〈3〉 (中公新書)

「超」整理法〈3〉 (中公新書)
野口 悠紀雄

「超」整理法―情報検索と発想の新システム (中公新書) 続「超」整理法・時間編―タイム・マネジメントの新技法 (中公新書) 超「超」整理法 知的能力を飛躍的に拡大させるセオリー 「超」文章法 (中公新書) 「超」整理法1 押出しファイリング (中公文庫)
by
G-Tools

 

 「「超」整理法3」(野口悠紀雄・中公新書) 今回は副題のとおり「とりあえず捨てる技術」についてです。内容についてはあたりまえのことですが、それを実践しておられるという点でやはり氏は偉いですね。真似したいと思います。しかし、氏は「知子の情報」を使ったことがないのでしょうか。コンピュータでのデータ管理は「知子の情報」を DOS 版の V2 から使っている私のほうが早くから活用していたかもしれません。データの活きた保存法というと昔からコレしかないのですがね。

 あ、昨日買った本でまだ読んでいない本が1冊残っています(いっしょに買った雑誌はすでに目を通しましたが)。長編 SF(ホーガン作「仮想空間計画」)なので、ゆっくりと時間をかけて読みたいと思います。


 


ホームページへ

 

パソコン日記