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富山県の高岡市から帰って来ました。
法事も昨日無事にすみ、今日は朝から高岡大仏(奈良・鎌倉と合わせて日本三大大仏の一つ)を見物。高岡という町は前田家二代めの利長の築いた町で、彼の墓所と菩提寺があります。城跡は古城公園になっています。今回は大仏さんだけ。ここの大仏は一向宗の土地らしく阿弥陀如来であり、鎌倉大仏と同じく釈迦如来ではありません(与謝野晶子が鎌倉大仏を歌の中で釈迦牟尼と詠んだのは間違いです)。南無阿弥陀仏。
その後、金沢に行って、兼六園と武家屋敷などを回って来ました。兼六園はわたしは二回目ですが、今回はガイドさんを頼んだので、見所がたくさんあることに驚きました。前回はガイドを頼まず、シロウトばかりでほとんど素通りに近かったですから。武家屋敷もよかったです。足軽の屋敷が庭つき一戸建だったのはびっくり。もっともこの贅沢は加賀藩くらいだったようで、他藩ではやっぱり足軽は長屋だったようです。1200石の武士の屋敷もあったのですが、家格に似合わず、華美な庭と茶室があるのにびっくりしました。さすが加賀百万石の底力を感じさせます。高速に乗り大津インターチェンジをおりて大津市内の道を家に向かっていると、沿線のさびしいこと。ああなんとわが町は田舎であることよと痛感されました。大津市、しっかりせいよ。
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