びわこMRIワークショップについて
- ■びわこMRIワークショップ(略称BMW)って何?
- この会はMRI診断の勉強をしたい医療関係者が実際に臨床に役立つ情報を共有するための会です。MRI診断学をきわめようと本や雑誌などで勉強しても、実際の臨床の場で必要となるちょっとしたミニ知識(いわゆるTIPS)については記載のないことが多く、そうした情報はクチコミによらないと手に入らないことが多いものです。そこでこの会はクチコミに接する機会を増やすために設立されました。
- ■本での勉強ではMRIの診断はできないの?
- 本や雑誌での勉強には結構問題があります。まず印刷された画像の画質が悪く、「こんな写真では何もワカラン」ことが多いですし、自分の病院にある機種とは異なったマシンでの写真はあまり参考にならないことも多く、機器による画像の差異がかえって誤診につながる危険性もあるからです。
- ■どんな会ですか?
- この会は3つの柱から構成されます。
次にそれぞれについて説明いたしましょう。
- ■例会
- 実際に会って討論する会です。それぞれの施設で経験した面白い症例を持参しあって、検討を加えます。なるべくたくさんの症例を見ることに重点を置きます。小難しいディスカッションは控え目に、2時間で8例くらいの症例を目にすることができればと思っています。
- ■バーチャル討論会
- このホームページです。^^;
例会での症例で掲載許可の出たものをここに提示し、討論を加えていきます。例会ではできなかった高度の討論を期待しています。例会に参加できなかった人もどうぞ。例会に参加したけれども夢幻の世界に逍遥なされておられた方への救済の意味もあります。例会では聞けなかったことはどしどし質問しましょう。
- ■メール会議
- これについては通常の電子メールとメーリングリストとの利用を考えています。インターネットに入っていない人でも、ニフティなどのパソコン通信をご利用なさっている方なら参加できます。通常の電子メールは日常の連絡などに使用し、みんなに知らせたいことはどしどしメーリングリストを使用しましょう。
- ■電子メールについて
- Eメールともいいます。最近は本来のメールを「郵政省メール」とか「snail
mail(かたつむりのように遅いので)」とか言って、電子メールの方を単に「メール」とか呼ぶことが多くなっています。最近のインターネットメールは画像や音声を付けて送ることもできますので、非常に便利です。パソコン通信とインターネット間では画像や音声は送れないことが多いのが少し残念ですが。
- ■メーリングリストって?
- メーリングリストを電子メールのID(アドレス)のリスト、つまり電話帳みたいなものと誤解している方が多いですが、実は電子メールを利用する「井戸端会議」なんです。電子メールの宛先にメーリングリスト(長いのでMLと略しますが)のIDを指定すると、MLの参加者全員に同じメールがコピーされて送られます。見慣れない所見を見たときに「これ何かどなたか知りませんか?」という内容の電子メールをこの宛先に送れば、会員の誰かから返事が得られる(かもしれない)のですね。画像を送ることもできますが、メールのサイズが非常に大きくなるので、MLでは嫌われます。一般にサイズの大きいメールをMLに流すことは、受信する全員の電話料金がそれだけ余計にかかりますし、サーバーマシンの負担も増加しますので、ML(1対1のメールとは異なり)のマナー上ではタブーとされています。そういうときには、MLには本文のみを流して、画像は私宛に別に送っていただければ、ここのページに画像を掲載することで対処できます。それなら「あそこに画像送っておきましたのでよろしく」というメールですみます。
- ■バーチャル討論会に画像を載せるためには
- 透過原稿ユニット付きのスキャナをお持ちの方は多くないと思います。そういった場合は、以下の方策を用意しています。
1.当会からデジタルカメラを貸し出しますので、それに撮影して返す
2.フィルム・写真・スライドなどをお貸しくだされば、こちらで作成します
症例の提示文や解答などは電子メールででもお送りください。
- ■最後にちょっとだけ(?)宣伝を
- この会は第一製薬のMRI用造影剤オムニスキャンの発売を機会につくられました。謝謝。
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