2017/11/18(土)キャベツ食うウニ



TV で「所さんの大変ですよ」を観ていたら、海藻を食い荒らし駆除対象となっていたムラサキウニに、本来は廃棄されるはずのキャベツを食べさせたところ、甘みのある良質のウニに育つことを紹介していました。

神奈川県ではムラサキウニが大発生して困っているようです。
美味しいウニが大発生ならいいのですが、ウニの数の割に食べ物となる海藻が少ないためか、ウニを獲ってもやせていて少しもおいしくないようです。
海藻を食べられることで、ほかの海産物(ホタテなど)がとれなくなって困っているのです。

そこで生け捕りにしたウニを廃棄せずに水槽に入れて、傷んだキャベツを食わせてみると、グングン育つことを発見。

TV ではキャベツのみでしたが、大根、ブロッコリーも食べるそうです。



迷惑ウニ、廃棄野菜で美味に変身? 商品化へ実証実験(朝日digital)

記者発表資料(平成29年4月20日) [Wordファイル/523KB](神奈川県水産技術センター)

こういう組み合わせはまだほかにありそうですね・・・たとえば、イノシシも廃棄用の野菜で養殖すればいいのではないでしょうかね。
ウニのトゲや殻から肥料を作ってキャベツの収量を増やすとかも考えられますね。
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