2017/12/24(日)武器商人のやり口

近代史の話(じつは現在も進行中かも)。

ヨーロッパの武器商人はアフリカなどで争っている部族があると、まずどちらかに近代兵器を少しだけ無料で提供します。

しばらくしてボロ負けした相手側に「もっといいのがありますよ」と有償で別の武器を提供します。

それで元の無料で提供したほうが負けると、「じつはもっといいのがあるんですよ」と少しいいのを提供します。

そうやって前回負けたほうに少し進化した武器を売っていき、古い武器の在庫整理をしながら、大儲けするのが通常のやり口です。

その有償の代金ってのがふつうは相手部族の捕虜なので、武器商人は奴隷商人を兼ねていたりするわけですね。

そういう「二枚舌外交」はヨーロッパ人の得意ワザであり、国ぐるみで奴隷商人や武器商人、麻薬商人の元締めをやっていたわけです。
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