2017/11/03(金)原始宗教

原始宗教(アニミズム)というのは世界のどの地方にも存在したと言われます。

書き言葉のない時代からあったということは伝承で伝わってきたということ。

でもよく考えれば、それだけで長年伝わるとは考えにくく、神秘体験を感じた人がそれだけ多くいたということでしょう。

最近の世界宗教のように書き言葉すなわち大量の経典、文献などで理論武装されていると、それだけで信じてしまう人がいるでしょうが、原始宗教にはそのような強力な広報ツールがなかったのです。

それなのに世界のどこにも存在して長く続いているわけです。
こちらのほうがじつは本物の宗教(人間の心の動きによって生まれ人間の心の平安を得るもの)と呼べるのではないか、と私は思っているのです。
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