コーヒーの主要産地(中央アメリカ・南アメリカ)


 

 

■ブラジル
 世界一の生産国。ほとんどがアラビカ種で非水洗式である。サントスはその出荷港。

■コロンビア
 世界第二の生産国。水洗式アラビカに限れば世界一。
 メデリン・アルメニア・マニサレスなど産地を冠したものが有名。エスメラルダ(エメラルドマウンテン)は東南部の高地産優良品。輸出用の名前としてはエキセルソ・スプレモなどがあり、エキセルソは標準品でスプレモが高級品。

■ペルー
 アンデスの山岳地帯で生産。ペルーHG(high-grown: 高地産の意味)が輸出用。

■メキシコ
 高地水洗式の豆が有名。標高で格付され、上からアルトゥーラ・プリマラバド・ブエンラバドとなる。

■グァテマラ
 産地としてサンマルコスが有名。アラビゴ・ブルボン・ティピカ・マラゴジッペ(巨大種)などが栽培品種。標高により7等級に分けられSHBが最高級。

■エルサルバドル
 標高により3等級に分ける。SHGが最高級。

■ホンジュラス
 ここも標高により3等級に分ける。SHG(strictly high grown)が最高級。

■コスタリカ
 ここは産地により太平洋側・大西洋側・その中間の3つに大別し、太平洋側・大西洋側は標高により3等級に分ける。太平洋側ではSHB(strictly hard bean)が最高級。大西洋側ではHGA(high grown atlantic)が最高級。中間部は等級分けをしない。太平洋側の高地産が最高級であり、コーラルマウンテンはその代名詞的存在。

■キューバ
 ハイチから移植された。豆の大きさで分類され、よい順からETL・TL・ALに分ける。クリスタルマウンテンは高級高地産品種である。

■ジャマイカ
 東部高地で採れるブルーマウンテンで有名。中部山岳地方ではハイマウンテンを生産。低地産はただのジャマイカと呼ばれるが、ブルマンより見た目がいい。。


 

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