次に理解しなければならないのが、「ダイアルアップ接続」という言葉です。
意味するところは簡単で、インターネットに接続したいときのみ普通の電話線を使用して接続することです。必要なときのみ電話を使用するのでNTTに支払う電話代は少なくてすみます。もちろん、24時間接続していたい人はずっと電話をつなぎっぱなしにしてもいいわけですが、月末に顔を青くすることになります。
これに対して「専用線接続」という形式があり、NTTのような回線敷設業者と個別の契約をして、インターネット専用の回線を敷設してもらうのです。インターネットに直接繋がずに病院や企業や個人同士をつなぐこともありますが、インターネットが主たる目的ならプロバイダとの間に引くことになります。これも当然NTTとプロバイダとの両者に使用料金を支払う必要があります。
いずれもプロバイダとの間にそれ用の契約を結ぶ必要があります。いずれの接続形態にもデジタルとアナログとがありますが、アナログ専用線は最近はコストパフォーマンスが悪いため、利用者は減ってきつつあります。