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聴診とは聴診器を胸や腹にあてて、聞こえる音から病気の有無・種類を診断するものです。胸では心音・呼吸音を、腹では腸音を聴くわけです。聴診で異常があると胸のレントゲンを撮ったり、心電図を取ったりするわけです。簡単ですが決してあなどれない診察法です。 心臓の音は胸の中央および少し左右に離れた部位で聴きます。心臓の構造上、聴取する部位がいくつか決まっています。つまり、左心室の音、大動脈弁の音、大動脈の音などを部位により聞き分けるのです。 さて、胸に聴診器を当ててこちらが小さな音に気を集中していると、そこで大声でしゃべるアホウ(関東の方はバカと読み替えてください)がいます。 次に困るのが深呼吸をしてくださいと言うと大きな口を開けてこちらの顔面に息を大量に吹きつける人です。だいたいこういう患者(様?)に限って、息がクサイのです。ヤニでコーティングされた虫歯だらけの口ではひどい口臭なのは当たり前ですが、夜はこれにアルコールやニンニクが加わっていたりします。腸閉塞ではウンコのニオイまで混じっていますが。 最後に困るのが非常にバスト(だけとは限らない)の大きな女性。女性とは限りませんが。^^; ブアツイ脂肪を通して小さな音を聞くのはほんと難しいものです。特に聴診器がメリコんでしまうような方には。 以前、電池式の聴診器というものを考えました。 いまは聴心器というものを考えています。相手の考えていることがわかるやつ。胸に当てるだけで患者が何を考えているか、あるいは何を隠しているかがわかるといいですね。 アーン、ドラエモン、なんとかしてくれよぉ〜。 |
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