2017/11/22(水)専門化に必要なもの
専門家の存在基盤は産業の分業化です。
専門家がバラバラに存在しても専門バカの集まりでなにもできない。
一つの産業を分業化することによって、それぞれの作業に特化した専門家が生まれてくるということなんですね。
こうした専門家はほかの専門家を信頼し尊重しないと成果が得られないわけです。
ですからほかの人間を信頼できない社会(とある国)では当然専門家は存在できません。
とある国がそのことに気づかないうちはシステム化された専門家がいないので、たとえ日本の技術をパクってもそれを改良していくことはできないわけですね。