2017/11/20(月)コラーゲンでお肌がプリプリ?
実際は腸内でアミノ酸に分解されてから吸収され、血中から皮膚に行ってそこで自作のコラーゲンとなって皮膚の一部になるわけです。
決してウシやブタあるいはトリ、サカナのコラーゲンがそのまま沈着するわけではありません。
そのまま体内に入ったらアレルギー反応を起こします。コラーゲンはタンパク質で、異種のタンパク質は抗原性があるからです。
コラーゲンの材料であるバラバラのアミノ酸が吸収されるだけです。
アミノ酸は各動物共通であり、抗原性もありません。
また、コラーゲン合成能が衰えていれば、いくら材料を与えても皮膚がプリプリにはならないのです。
また、食べたコラーゲンがアミノ酸に分解吸収され皮膚コラーゲンに合成されるまで時間がかかります。
コラーゲン鍋を食べているうちに皮膚がプリプリに感じるのは鍋の湯気で加湿されるのと、染み出す汗のためであって、コラーゲン合成がすぐに増加したわけではありませんね。