インターネットのアイテム(2)
WWW(ウェブ)



 一般にインターネットするという変な造語はこのWWWを使用して情報を見ることを指します。WWW以前は文字ベースのGOPHER という転送形式がありました(今もあります)が、今は完全にそれにとって替わりました。

 最大の魅力は画像や音声が送れることです。他のサイトにも簡単にリンクを張ることができ、世界規模のデータベースが誰でも簡単に構築できます。必要な情報を検索するのにもサーチエンジンというものを使用すれば簡単かつ迅速にできます。IBMがTVで流していたコマーシャルのように、ただの民間人が遠く離れたところにある大学図書館の文献を家庭で検索、閲覧し、とうとう博士号を取ってしまうことも理論的には可能なのです。WWWは見ている最中に印をつけておけばいつでもそのページにワンタッチで再訪できますし、操作も子供にできるくらい簡単です。お気に入りの便利なページを出発点として旅立てば、奥深いWWWの世界を泳ぎまわっても決しておぼれません。

 WWW上のオンラインショッピングも最近花盛りです。筆者はパソコンやその部品を買うのによく利用しています。航空機の予約をとったり、チケットの入手など、並ばないで家にいるだけでできてしまうので、病みつきになる人も多くいます。また、天気・交通渋滞・株価などのリアルタイム情報も得られます。海外の宝くじなんかも売っていますね。

 実はWWWの最もいいところは自分で情報を発信できることで、今まで数十万円ほど費やして自家出版していたようなことを、ほとんど費用をかけずに行うことができます。言い換えますとフルカラーの電子出版が年に数千円〜数万円の費用でできてしまうわけです。流通経費もかけないのになんと世界同時出版ということになるわけですね。うれしいことに売れなくても損にはなりません。もっとも売れても儲けにはならないのですが。


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