2018/08/28(火)『遠隔画像診断起業への道』 No.22 マンモグラフィでの遠隔画像診断について

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いつもありがとうございます。
遠隔画像診断医師事業組合テラークの岩崎康です。
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私のグループではマンモグラフィは請けておりません。そのため少し推量が入ります。

マンモグラフィは通常の CT/MRI が主たる遠隔画像診断と大きく違うところがあります。

モニタと料金体系です。

モニタは高精細モニタが必須です。CT/MRI のように最近のカラーモニタで十分ということはありません。

通常はグラフィックボードとセットになっており、そのため専用端末(ワークステーション扱い)になることもあります。

ワークステーション扱いだと端末を買い切りにしてもレンタルと同じようにメンテ費用を払う必要が出てきます。
払わなくていい場合は買いきり価格に乗せているものと思われます。

料金体系は CT/MRI と大きく異なります。

CT/MRI の場合は保険診療で CT・MRI の読影に付加されている「E203 コンピューター断層診断 450点」が参考にできるため、遠隔画像診断プロバイダは病院から 2500-3500円取れるのですが、マンモグラフィの場合は保険点数が低いので参考にできません。もしそうすると不利になります。

そこで読影バイト医(非遠隔)のフィーを参考にしている場合が多いです。この場合バイトでは 100-200件読んで 25000-50000円くらい(関西の場合)、なので 100(検診)~500円くらいではないでしょうか。遠隔画像診断だと通信費や機器のコストを乗せたいところですが、なかなか難しいと思われます。

あと、訴訟問題と AI の導入の可能性を考える必要がありますが、それはまた次の機会に。

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今後とも何卒よろしくお願いいたします。

2018年4月4日16時11分44秒 水曜日
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