2017/08/15(火)『遠隔画像診断起業への道』 No.10

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いつもありがとうございます。
遠隔画像診断医師事業組合テラークの岩崎康です。
 宛てにお送りいたしております。

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遠隔読影に放射線科診断専門医の資格が必要という誤解があります。

遠隔画像診断会社の多くはビジネスマンが社長をしており、彼らが医師の実力を正確に判定できないので専門医を持っているかどうかというので雇う雇わないを決めているのが実情です。
ですから専門医以外は雇ってくれないとみんな思っています。

うちを含め、医師が代表をしているところでは、医師を雇うかどうかを専門医の有無以外(基本的実力、コミュニケーション力)などで選別しているところが多いです。
専門医資格があっても骨軟部組織の読影が全然できないとか、書く文章の意味がとれないとかいう人を雇うほうがリスクですので。
そういう意味で専門医でなくても雇われているケースがあります。全体からは少数と思いますけど。

そもそも遠隔画像診断自体、放射線科医に独占されているものではありません。
私の知っている例で、神経内科医や整形外科医が主体となって行っているところがあります。前者は私も手助けをしております。
当然彼らは放射線科の専門医資格は持っておりませんし、取ろうとも思わないです。なんのメリットもないので。
放射線科の学会が彼らに圧力をかけることはできません。根拠もありませんから。

顧客病院からは「専門医でないと困る」と言われることはありません。商業的な遠隔画像診断は保険診療外ですからそもそも関係ありません。
彼らの問題は「現在どうしようもない画像診断レベルをなんとかしたい」ということですので。



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今後とも何卒よろしくお願いいたします。

2017年5月10日10時9分4秒 水曜日
メールマガジン『遠隔画像診断起業への道』
発行責任者: 岩崎 康
連絡先: enkakugazousindan@gmail.com
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