「歴史」タグアーカイブ

びっくりした! 出雲国造家と天皇家の婚儀

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私のキライな asahi.com によると、

宮内庁は27日、高円宮家の次女典子さま(25)と、出雲大社宮司を代々務める千家(せんげ)家の長男、国麿(くにまろ)さん(40)の婚約が内定したと発表した。女性皇族の結婚は2005年の黒田清子さん(当時の紀宮さま)以来。 …

え、そんなことがあるのか、と私はびっくりしました。

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出雲大社宮司と言えば出雲国造家ではないですか。祖先は天照大神の子である天穂日命(アメノホヒノミコト)。

天穂日命はアマツカミながら交渉先の大国主神に心酔してその配下になった人物。

大国主神がアマツカミに攻められ降伏し、出雲国を差し出し自害した(正史では「禅譲し自らは地の国を治めるべく去った」)後に、大国主神の荒霊を鎮めるための出雲大社の祭祀を担う出雲国造の初代となったのが天穂日命。

なんだ、結局天皇家どうしの結婚ですか、と言う単純な話ではなく、天穂日命の配偶者や 天穂日命の子孫の配偶者 には出雲族が圧倒的に多いわけであり、出雲国造家の血筋と言えばやはり出雲族(大国主神の子孫)が主体なわけです。

出雲国造自体は出雲国から出歩くことはまずなく、大名などとは違い他国からの輿入れなどはほぼなかったでしょうから。

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皇室の者すら本殿内までは入れないというしきたりがある出雲大社。

神話の時代から続く”因縁”が私の生きているうちに少しばかり解消されることが起きるなんて、とても感慨深い。

お二人には是非幸せになって欲しいものです。

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中国皇帝列伝 創業篇

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★★★☆☆

ずいぶん前に「守成篇」を読んだが、創業篇はまだでした。

前漢の劉邦、新の王莽、後漢の劉秀、魏の曹操、蜀の劉備、晋の司馬懿、梁の蕭衍、唐の武則天、宋の趙匡胤、明の朱元璋を取り上げています。

私の好きな光武帝(劉秀)が取り上げられていますが、あまりぱっとしませんね。

唐の李世民は守成より創業の匂いが強いですが、守成篇に回っていますね。

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どの皇帝もほとんど知っているので、そういう意味では馴染みがあって読みやすいが、記述はおおむね大雑把すぎて平凡。

もっと活劇風の描写が欲しかったところ。

まあ、ページ数が足りないから、しょうがないか。

 

中国皇帝列伝関連記事

99.04.12

 

中国皇帝列伝 (守成篇) (徳間文庫)

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この「中国皇帝列伝 守成篇」(守屋洋)では、始皇帝(秦:贏政)・武帝(漢:劉徹)・宣昭帝(前秦:符堅)・煬帝(隋:楊広)・太宗(唐:李世民)・玄宗(唐:李隆基)・世宗(後周:柴栄)・世祖(元:フビライ)・永楽帝(明:朱棣)・康煕帝(清:愛新覚羅玄樺・・・最後の字は火偏に華が正しい)の10人が取り上げられています。

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意外と知らない“古都”の歴史を読み解く! 京都「地理・地名・地図」の謎 / 森谷 尅久

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森谷 尅久

 京都通になる100の雑学 - 京都旅行が10倍楽しめる本 (じっぴコンパクト新書) 東京「地理・地名・地図」の謎 (じっぴコンパクト新書) 図説 歴史で読み解く京都の地理 京都魔界案内―出かけよう、「発見の旅」へ (知恵の森文庫) 京都を楽しむ地名・歴史事典 (PHP文庫)

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★★★☆☆

私も京都に 11年ほど住みましたが、結構知らないこともあるな、と。

小椋池は有名ですが、一口(いもあらい)、天使突抜という地名は知らなかった。

本能寺が2ヶ所あるのは知っていたが、二条城も2つあるとは知りませんでした。

まあ、京都検定でも受けるくらいの人には耳タコな話ばかりなのでしょうが、普通の人は意外と知らないと思います。

暇つぶしにどうぞ。

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一冊でつかむ日本史 / 武光 誠

一冊でつかむ日本史 (平凡社新書) 一冊でつかむ日本史 (平凡社新書)
武光 誠
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たけみつ教授の本。個々の人物より、社会全体の変革を追って日本史をまとめた本。

歴史上の有名人の名前や詳しい年代などはほとんど出てこないので、歴史の大筋をつかむのに役に立ちます。

文明が社会を規定するとして、世界の文明の流れを 「精霊崇拝の時代→経験科学の時代→近代科学の時代」 と区分しているのが面白い。

大陸の西の乾燥地帯で発生した大文明(インダス、メソポタミア、エジプト)と東で発生した黄河文明の違いが、日本の文明というか日本文化の独自性を産んだ原因という意見が面白かったです。

縄文人の倍以上の数の「渡来人」の来日により弥生文化が生まれ、中国の文化を吸収しながらも独自の国風文化を産み出したというところが面白いですね。

日本人のなんでも融合してしまう傾向により神道と仏教の習合が生まれ、その後もどんどん他のものを吸収消化していくところは日本人の生まれながらに持っている特長と言えましょう。

南アメリカもカトリック国の侵寇を受けながらも土着の神(太陽神など)とキリスト教をミックスしているところが似ていますが、幕末に日本が彼らと同じように植民地化されなかったのは著者の言うように「日本人」としての団結心があること、教育・文化水準が高かったことによるのでしょう。

日本人は世界のどんな文化(神聖不可侵とされる宗教でさえも)が入ってきても自分風に作り直してしまう・・・この希有な性質が今の付和雷同的な(どいつもこいつもケータイの奴隷のような)若い日本人に受け継がれていることを願ってやみません。

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世界の英雄がよくわかる本 / 寺沢 精哲

「世界の英雄」がよくわかる本 アレクサンドロス、ハンニバルからチンギス・ハーン、ナポレオンまで (PHP文庫) 「世界の英雄」がよくわかる本 アレクサンドロス、ハンニバルからチンギス・ハーン、ナポレオンまで (PHP文庫)

寺沢 精哲

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架空を含めた英雄107人を紹介。

歴史は英雄によって進化する。

凡人ばかりだと足の引っ張り合いだけで そのうち滅んでしまうからである。

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ということで、英雄の略歴を読んでもわれわれ凡人にはなんの役にも立たないわけだが、ピンチの際の処世術に多少役に立つかもしれません。

でも、この中では英雄中の英雄であるアレクサンダー大王をおちょくったディオゲネスの話がいちばんおもしろいかもしれません。

まあ、ほとんどの人物は有名すぎて知っていますが、解説が短すぎるのがちょっと寂しい。

個人的には後漢の光武帝と宋の文天祥、清のヌルハチが入っているのがちょっとうれしかったりします。

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もっと知りたい韓国時代劇 史実とロマンス / 西牟田 希 康 熙奉

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西牟田 希 康 熙奉

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ブックオフで 105円。

中身を見ずに買ったので、読んで後悔するはめに。

歴史には興味がありますが、ドラマには興味がないのです、私は。

「史実とロマンス」と書いてありますが、字数で見ると、史実は 1%未満でほとんどがドラマの話。

えらく、女々しい内容ですが、康熙奉さんが書いたのではなく、西牟田さんという韓ドラファンの著作のようです。

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李氏朝鮮時代は「女は子供を産む道具」としてとらえられていたようですから、こんなにロマンスがあったかどうか、はなはだ疑問です。

そのへんの史実が知りたいのですがねえ。

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知れば知るほど面白い 朝鮮王宮 王妃たちの運命 / 康 熙奉

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ブックオフで 105円でゲット。

李氏朝鮮時代の王妃たちにスポットをあてています。

李氏朝鮮は中国の明の悪いところを真似しているので、私は朝鮮半島の歴代王朝の中では最も嫌いですが、王朝内部の腐敗を簡明に解説してあってまあおもしろかったです。

王族にもどうしようもないのがいますが、王族より王妃の一族や重臣(両斑)、宦官の悪どさが目につきます。

まあ、富のパイは限られているので競争相手を滅ぼすことに躍起になるのでしょうが。

今の日本にたとえれば、官僚にあたるでしょうか。

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王妃の運命ですが、ピンからキリで、まあ予想通りといったところです。

特に王妃に注目する必要はなかったかもしれませんが、著者が王妃の末裔なのでこうしたようです。

やっぱり、三韓時代などの戦国が好きです、私は。

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戦国大名の四天王烈伝 / 『歴史読本』編集部

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2011年発売。

戦国時代、いくつかの大名家には最強の四天王がおりました。

ほとんどは後世の人の創作らしいですが。

4人でない場合は呼称もいろいろで面白い。

  1. 織田四天王
  2. 羽柴四天王
  3. 徳川四天王
  4. 上杉四天王
  5. 武田四天王
  6. 最上四天王
  7. 龍造寺四天王
  8. 秀頼四天王
  9. 北条五傑
  10. 三好三人衆
  11. 畠山七人衆
  12. 長宗我部三奉行
  13. 尼子十旗
  14. 黒田八虎

徳川四天王や秀頼四天王、三好三人衆は誰でも知っているでしょうが、あとは初耳。

武田は武田二十四将が有名ですけどね。

まあ、これだけいたらドラマはさまざまで非常に面白いですね。

それぞれの会社でも作ったら面白いですよね。

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病院でもいい先生を四天王と呼んだらおもしろいだろうなあ。

全然違うかもしれませんが、大阪に聖徒病院(現在は聖徒クリニック)という病院があって、全く知らないのですが、医者がみんなセイントクロスを着ていたらおもしろいなあと思っておりました。

ここの病院だったらゴールドだけでも12人作らないといけませんねえ。

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中国の歴史 おもしろかくれ話 / 寺尾 善雄

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寺尾 善雄

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1995年発売。

古い本ですが、内容は古くない というか 十分に古いというべきか、とにかく発行年はあまり問題になりません。

十分に楽しめます。

中国の歴史でもウラのウラばかりを扱っているので、とってもおもしろい。

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特に人肉好きなところと、纏足が好きなところ。どちらも今はすたれましたが。

籠城していた敵兵を殺して肉にして市場で売ったが、大量に出回ったためか やせ細ってまずかったからか、赤犬の肉の 1/3の値段でも売れなかったとか・・・

纏足に関しては、女性が丸裸になったときにどこを隠そうとするか(最も恥ずかしいと思っているところはどこか)が書いてあり、

日本人は下腹部

ヨーロッパ人は乳房

中国人は足

ニューギニア人は大腿部

サモア人はヘソ

アラブ人は顔

と、中国人は足 だそうです。

当時は小さい足でないと嫁に行けないとか言われており、なぜかというと足が痛いのでなよなよと腰を振って歩くのが魅力的であったからとか。

あとは閨房術にも威力を発揮する、と書いてあります。

ワタシのような日本人にはよくわかりませんねえ。

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血引きの岩 / 星野之宣

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星野之宣

朝日新聞販売部 2012-04-20
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★★★☆☆

2012年発売。

星野之宣さんのコミック。SF ではなく、伝奇もの。

宗像教授は出てきません。

2002-2004年発表された「血引きの岩」シリーズ 4編に 1995年発表の「マレビトの仮面」、1993年発表の「土の女」を収録した短編集です。

「血引きの岩」では黄泉の国の封印が開き、イザナミが蘇り、たくさんの人を殺し始めるというストーリー。

イザナミを封印する力を込めた変形勾玉を神(イザナギ?)から受けた女性主人公が周囲の助けを借りながら活躍するホラー。

たいして怖くはありませんが、神話と地理、伝承とのかかわり合いからなるプロットが結構凝っていて、いろいろ考えさせられます。

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星野さんの伝奇ものは後味がスッキリしていて、諸星大二郎のモヤモヤ感とどっちがいいか、好みの分かれるところでしょうか。

関連記事

血引きの岩 / 星野之宣(2)

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知れば知るほど面白い 朝鮮王朝の歴史と人物 / 康 熙奉

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康 熙奉
実業之日本社 2011-07-14
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著者は政争に負けて島流しにあった元王妃の一族の末裔とか。

私は朝鮮王朝(李成桂の始めた李氏朝鮮)の時代は大嫌いなんですが、幸いに最小限の歴史しか書いてないので、まあそんなに目くじらは立てませんね。

全く、朝鮮王朝のことを知らない人にはいいかもしれませんが、歴史をまじめに知りたいという人には全然物足りないでしょう。

Wikipedia の方が 100倍は詳しい。

ということで、超初心者向け。

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この時代自体が朝鮮の最も陰湿な時代ですので、まじめに書くと本が売れないのでしょうか。

高麗(王氏の朝鮮)時代を含めてそれ以前の歴史書はほとんど現存していないですしね(あの国では前王朝時代のものはすべて抹殺する傾向が強い)。

男にとってはやっぱり、三韓時代が血なまぐさくておもしろいですよね。

ということで、超初心者の女性向けかな。

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世界地図で読む五大帝国の興亡―時代を読む鍵 大国興亡の原理を探る / 湯浅 赳男

5daibunmei1.jpg 世界地図で読む五大帝国の興亡―時代を読む鍵 大国興亡の原理を探る (日文新書)
湯浅 赳男

日本文芸社 2001-12
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ローマ帝国、中国の王朝、ビザンツ帝国、イスラム帝国、ヨーロッパ帝国の5つの帝国をテーマにしたいわゆる歴史本です。

それぞれの帝国の衰亡の原因が書いてあり、勉強になりました。

帝国に限らず文明は、勃興し、発展し、絶頂期を迎えた後、必ず衰退する。

その衰退の原因はたいてい、国内問題か外敵の侵略。

これらの帝国もしかりですが、日本も同じでしたね。

現代は「アメリカ帝国」の時代ですが、その衰亡は目前であり、やがて中華人民帝国と衝突して戦争が起きると著者は推測しています。

まあ、実現しないことを祈ります。

読んでおくといざというとき役に立つかもしれません。

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信長の変貌 / 鯨 統一郎 みなづきふたご

信長の変貌

信長の変貌

鯨 統一郎 みなづき ふたご(漫画)

PHP研究所 2009-08-11

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私は鯨統一郎ファンなので、ブックオフで見つけて買いました。 105円の半額セール(53円)だったのです。 210円なら買わなかったかも。^^;

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早乙女静香が主人公。 信長がうつけと言われていたのに、突然のように豹変して天下を獲った(一瞬ですが)のはなぜか、という疑問に新説を投じた本。

マンガはおまけですかね。

この新説にはあてはまらないピースもありますが、なかなかおもしろい説です。

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日本の歴史学ってのは通説がいろんな人によって屋上屋を重ねるごとく作られているので、できあがった通説は壁に穴がいっぱいあります。

新説が出ると、「それにはこういう(ほとんどは些細な)欠点がある」と反駁する学者がほとんどですが、通説の方が欠点だらけだったりします。

通説が50点、新説が95点なのに、「新説は100点じゃないからだめ」という人が多い。

「じゃあ、通説はもっとだめじゃん、

その通説、なんで教科書に載せたままにしているの」

と訊きたいところです。

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たけみつ教授のホントは非常識な通説日本史 / 武光 誠

たけみつ教授のホントは非常識な通説日本史 (リイド文庫) たけみつ教授のホントは非常識な通説日本史 (リイド文庫)
武光 誠

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歴史の通説のうち、明らかにウソと思われるものを解説。

どうしてそのようなことになったのかも分析してくれているので、勉強になります。

半分くらいは井沢さんの「逆説の世界史」シリーズでも取り上げられていますが。

「書いてある資料がないからそんな事実はない」というアホーな史実主義にとらわれず、ご自分の考えを書いておられるのもご立派。

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継体天皇の謎―古代史最大の秘密を握る大王の正体 / 関 裕二

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関 裕二

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関さんの歴史本。

継体天皇の謎と書いてありますが、継体天皇の最大の謎はなぜ「応神天皇の5世の子孫」なのかということだそうです。

応神天皇をもってきたのはなぜかというところにこだわっておられるようです。

 

ということで、この本のほとんどは応神天皇の謎について書かれています。

つまり、神功皇后と武内宿禰の謎に繋がるわけです。

他の本に書いてあることをもう一度組み直したような感じですね。

 

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なぜ『日本書紀』は古代史を偽装したのか / 関 裕二

なぜ『日本書紀』は古代史を偽装したのか (じっぴコンパクト) なぜ『日本書紀』は古代史を偽装したのか (じっぴコンパクト)
関 裕二

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関裕二さんの歴史本。

この人の史観は大好きです。

 

今回は古事記ではなく、日本書紀。

いつもの「人」ではなく「書物」という別の観点でまとめられています。

 

一般的には日本書紀は天武天皇のために書かれたと考えられていますが、実は違うということを明らかにしています。

正史と言いながら、正しい歴史を抹殺するために書かれたという主張も頷けます。

 

神功皇后、天照大神、卑弥呼、蘇我氏、天武天皇、持統天皇などお馴染みのメンバーが関さんによって、今までの常識(実は虚像)を引きはがされ、隠された真実をさらされていくのですが、ここでの説明が不足しています。

彼らの詳しい話はそれぞれについて関さんの本があるので、そちらも読んでいないと、この本だけ読んだ人には多分わけがわからないでしょうが。

つまり彼らを常識の姿でとらえていると、話がちんぷんかんぷんなんです。

彼らも関さんによって常識をはぎ取られた上で、ピースとして配置されています。そういう下ごしらえをして、やっと日本書紀に隠された本当の意味がわかるというわけです。彼らを常識の姿でとらえていると全く真逆の意味にとらえることもあるでしょう。

 

まあ、つまり、この本だけ読んでもダメということですね。

 

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やりなおしの世界史 / 謝 世輝

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謝 世輝
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2000年発売。

みなさんの苦手な世界史をずらーっと解説。

 

なるほど・・・

 

内容には少し異論があったりしますが、まずまず役に立ちます。

世界史と日本史が交互に出てくるので、世界からの日本史への影響がわかりやすいですね。

 

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逆説の日本史 14 近世爛熟編(5) / 井沢元彦

逆説の日本史 14 近世爛熟編 (小学館文庫)

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井沢 元彦

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  第5章は琉球国の薩摩藩編入について。

以前NHKの大河ドラマ「琉球の風」で描かれていましたが、薩摩がいかに独立国である琉球を征服したか。

ひどい話ですが、国防を中国に頼っていたための悲劇でもあります。

アメリカに頼っている今のどこかの国と同じような立場ですね。ヤバいのでは。

それはそうと、沖縄のみなさん、祖先がご迷惑をおかけしました。

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逆説の日本史 14 近世爛熟編(4) / 井沢元彦

逆説の日本史 14 近世爛熟編 (小学館文庫)

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井沢 元彦

小学館 2011-12-06

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  第4章は江戸時代の朝鮮外交について。

以前NHKの番組でも取り上げられていた、朝鮮通信使の話。

その中でも対馬藩の宗氏の国書偽像事件の顛末が書かれています。

宗氏の二枚舌外交が勝利を収めたような格好ですが、当時の情勢ではどうしようもなかったでしょうか。

家臣と主君との仲違いという低いレベルで収めたのはまずかったのではないでしょうか。

この頃の幕府の政治態度が今の政府とダブります。

儒教の悪弊(歴史的事実より理想を重要視し、場合によっては史実を曲げる)も書かれており、目から鱗が落ちました。

半島の人間は日本に今あるものはすべて自分たちの真似だと思っている(儒教的見地)そうですが、日本人は半島はただのストローのようなもの(単なる通過点)と思っています。

李氏朝鮮が衰退したのも本国(明・清)より発達した儒教のせいとか。

日本の儒教はそこまでの力を持たなかったので、半島はストローではなく、儒教というとんでもない悪疫を漉しとってくれたフィルタのようなものと考えてはいかがでしょうか。

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逆説の日本史 14 近世爛熟編(3) / 井沢元彦

逆説の日本史 14 近世爛熟編 (小学館文庫)

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井沢 元彦

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  第3章は大阪と江戸の大商人について。

私がすごいと思ったのは越後屋(三越の祖)の開発した正札システム。

江戸時代にこれを開発したのはさすが。

これが日本以外の国での「商人はだますものだ」という常識を、少なくとも日本から駆逐したのです。

これがなかったら他の客が際限なく値切り交渉するのを待っておかないと何も買えません。すごい時間がかかりますよね。

今の我々が安心して店で効率よく買い物ができるのは越後屋のおかげで、もっと感謝するべきですね。

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逆説の日本史 14 近世爛熟編(2) / 井沢元彦

逆説の日本史 14 近世爛熟編 (小学館文庫)

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井沢 元彦

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次の章は綱吉が偉大であったもう一つの証拠である、側用人システムについて。

この頃の老中は家柄だけの無能な者(今の世襲政治家・・・ハトポッポのような)がのさばり、お飾りの将軍を形だけたてた衆愚政治が行われていました。

お飾りの将軍には名君とたたえられる家光も入ります。

将軍も老中もみな無能だったわけね。

ここで異能の将軍綱吉は側用人というシステムを作り、綱吉の命を間接的に老中に伝えるというふうにしました。

つまり家康ばりのトップダウンの復活です。

今の橋下大阪市長のような独裁政治のようですが、トップが民主的な考えを持っていてしかも優秀なら許されますね。

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逆説の日本史 14 近世爛熟編

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お待ちかね、いつもの井沢元彦さんの歴史本です。

 

今回の本は序盤では忠臣蔵の元となった赤穂事件を扱っています。

無実の吉良上野介を大悪人に陥れたのは誰か?

浅野内匠頭は精神異常者だと家臣も知っていた!

など、日本人の常識を打ち破ってくれます。

 

おもしろいよ。

 

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戦国考証おもしろ史談 / 稲垣 史生

戦国考証おもしろ史談 (新人物文庫) 戦国考証おもしろ史談 (新人物文庫)
稲垣 史生

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2009年発売。

TVの歴史物で時代考証をよくされている稲垣さんの本。

 

下克上の代表例として、北条早雲が足利茶々丸を討つ、その半世紀も前に赤松満祐が六代将軍義教を殺したことを挙げ、詳細に解説してくれています。

武田信玄もミソクソに書いてくれます。そりゃそうでしょうね。父を追放、長男を殺害ですから。その裏に諏訪の方の暗躍があったとは。

戦国の奇妙な風習としての首実検を取り上げて解説。真田幸村もここででてきます。小説とはだいぶ違うなぁ。

淡河定範が秀吉に食らわせた「牝馬作戦」の痛快さ。

 

なかなか知識(余計な?)がつきましたぞ、おのおのがた!

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「戦国武将」がよくわかる本 義将・知将編

 

「戦国武将」がよくわかる本 義将・知将編
「戦国武将」がよくわかる本 義将・知将編

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「戦国武将」がよくわかる本 猛将・婆娑羅(ばさら)武将編 「戦国武将」がよくわかる本 (PHP文庫) 「戦国合戦」武将たちの決断 (PHP文庫) 最強の一撃必殺アイテム 戦国BASARA武将がわかる本

歴女向けの解説。

500円のペーパーバックスです。

真田幸村、上杉謙信、直江兼続などはいいとして、山県昌景、仙石秀久、内藤昌豊はしぶい。

真田幸隆、真田昌幸、真田真之と真田家から4人もノミネート。

さすがですねえ。

イラストも歴女向け。

実際はブサイクでムクツケきものが多かったでしょうが。

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聖徳太子は蘇我入鹿である / 関 裕二

聖徳太子は蘇我入鹿である

聖徳太子は蘇我入鹿である (ワニ文庫) 聖徳太子は蘇我入鹿である (ワニ文庫)
関 裕二

天武天皇 隠された正体 (ワニ文庫) 蘇我氏の正体 (新潮文庫) ヤマトタケルの正体 (PHP文庫) 消された王権・物部氏の謎―オニの系譜から解く古代史 (PHP文庫) 「出雲抹殺」の謎 ヤマト建国の真相を解き明かす (PHP文庫)
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 関裕二さんのデビュー作。

 関さんのほかの著作から読んだので、あまりショックは受けませんでしたが、この本から入った人はたいへんだったのでは。

 学者がこんなことを言うと学会でつまはじきにされるでしょうが、作家なら許されます。

 関さんの言うようにたしかに日本書紀なんて、内容だけ見ればこの本より奇書なわけで、なぜ第一級資料とあがめられているのかわからない。
 「国がまとめたものだから正しい」という歴史学者は今の国が発表しているウソだらけの原発の報告書をすなおに信じるのでしょうか。信じているンでしょうね。

 真実なんて一つもないと思っています。
 あるのは人の目を通して語られた「事実らしきもの」で、だから人の数だけ違う「事実」がある。

 日本書紀なんて、体験すらしていない昔のことを、何人もの公務員が、権力者のタブーに触れないように、何度も書き直しをさせられて成立したものでしょうから、ますます怪しく感じるのが普通ではないでしょうか。

 ということで、「聖徳太子=蘇我善徳=蘇我入鹿」説に一票。

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秘密の日本史 / 樋口 清之

秘密の日本史―梅干先生が描いた日本人の素顔 (ノン・ポシェット) 秘密の日本史―梅干先生が描いた日本人の素顔 (ノン・ポシェット)
樋口 清之

うめぼし博士の逆(さかさ)・日本史〈神話の時代編〉古墳→弥生→縄文 (ノン・ポシェット) うめぼし博士の 逆(さかさ)・日本史〈武士の時代編〉江戸 戦国 鎌倉 (ノン・ポシェット) うめぼし博士の逆(さかさ)・日本史―昭和→大正→明治 (ノン・ポシェット) うめぼし博士の逆(さかさ)・日本史〈貴族の時代編〉平安→奈良→古代 (ノン・ポシェット) 新・梅干と日本刀 江戸・東京編―強靱で、しなやかな日本文化のルーツ (ノン・ブック)
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 いきなり平城京から出土した「張形」の話で始まります。

 「張形」とは男根の模型で、女性が自慰で使うものです。

 平城京は昼夜とわずに乱交が行われていたという記録が残っているそうです。


 平城貴族や平安貴族は風呂に入らないのと便所がなかったので臭きことこの上なかったろうとか、都の周りの谷は死体捨て場になっており野犬や烏が処理をしていたとか、なかなか考えさせられます。


 薩英戦争を勝利に導いたラシャメンおむらの話とかは面白かったですね。

 京都詩仙堂の石川丈山の身元調査も面白かったです。


 歴史の陰に隠れているこういう事柄をほじくり返すのは結構おもしろいですね。

 

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もみくし

問民苦使

 

 「もみくし」あるいは「もんみくし」と呼ぶ。

 律令制で規定されていない令外官の一。

 地方行政の実情や民苦を監察するために道ごとに派遣された。

 

 758年、石川豊成を京畿内使、藤原浄弁を東海東山使、紀広純を北陸道使、大伴潔足を山陰道使、藤原倉下麻呂を山陽道使、阿部広人を南海道使に任命し、その下に判官一人、録事二人を付けて配属したという記録あり。

 795年にも派遣された。


 ふーん。 奈良、平安時代にも民の苦しみをうかがい知ることのできるミクシィがあったとは。


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教科書には載せられない黒歴史

教科書には載せられない黒歴史

教科書には載せられない黒歴史 教科書には載せられない黒歴史
歴史ミステリー研究会

呪われた日本地図 封印された日本の離島 封印された日本の村 日本の都市の封印された謎 知られざる 怖い!怪奇村の話
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 2010年刊行。550円。残念ながらワンコインではありません。

 コンビニで売られていたものでしょうか。


 紙質が悪く、日焼けしそうです。

 早く Scansnap でデジタル化しようっと。


 有名な事件や日本ではあまり重要視されていなかった事件まで載っています。

 問題提起としてはいいのではないでしょうか。


 安いので評価が甘くなってしまった?

 私は BOOKOFF で 105円で買ったし。


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