聖徳太子は蘇我入鹿である / 関 裕二
聖徳太子は蘇我入鹿である
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聖徳太子は蘇我入鹿である (ワニ文庫) 関 裕二 by G-Tools |
関裕二さんのデビュー作。
関さんのほかの著作から読んだので、あまりショックは受けませんでしたが、この本から入った人はたいへんだったのでは。
学者がこんなことを言うと学会でつまはじきにされるでしょうが、作家なら許されます。
関さんの言うようにたしかに日本書紀なんて、内容だけ見ればこの本より奇書なわけで、なぜ第一級資料とあがめられているのかわからない。
「国がまとめたものだから正しい」という歴史学者は今の国が発表しているウソだらけの原発の報告書をすなおに信じるのでしょうか。信じているンでしょうね。
真実なんて一つもないと思っています。
あるのは人の目を通して語られた「事実らしきもの」で、だから人の数だけ違う「事実」がある。
日本書紀なんて、体験すらしていない昔のことを、何人もの公務員が、権力者のタブーに触れないように、何度も書き直しをさせられて成立したものでしょうから、ますます怪しく感じるのが普通ではないでしょうか。
ということで、「聖徳太子=蘇我善徳=蘇我入鹿」説に一票。
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