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真説「日本武将列伝」 / 井沢 元彦

真説「日本武将列伝」 (小学館文庫) 真説「日本武将列伝」 (小学館文庫)

井沢 元彦

小学館 2009-02-06

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★★★★☆

日本の武将について井沢元彦独特の史観で解説しています。

全58人。

戦国武将の始まりとされる北条早雲から幕末の高杉晋作(武将だが大名ではない)まで。

蠣崎慶廣、古田織部、生駒親正、松平忠直、琉球の尚氏などのちょっと珍しい方々もおられます。

大塩平八郎、坂本龍馬も入っているのはご愛敬。

『逆説の日本史』を読んでいればこの本は不要かもしれませんが、それぞれの人に合わせて再編集してあるので知識の強化として役に立ちます。

いわば歴史の縦糸を補強する横糸の役割。

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『逆説の日本史』を読んでいない人は、この本からさらにそちらに進んでほしいですね。

むちゃくちゃ面白いのは保証します。

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学校では教えてくれない日本史の授業 / 井沢 元彦

学校では教えてくれない日本史の授業 (PHP文庫) 学校では教えてくれない日本史の授業 (PHP文庫)

井沢 元彦

PHP研究所 2013-02-05

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★★★★☆

井沢元彦さんの「逆説の日本史」シリーズを読んでいる人にはよく知っている話が多いですが、そうでない人にはとっても刺激的かもしれません。

  1. 日本の歴史家は専門が細分化されすぎている
  2. 歴史は原因と結果の因果関係が重要
  3. だが、日本の歴史学者は自分の専門分野の時代しかわからない
  4. 日本の歴史学者は文学や宗教に疎い

そのため、日本の歴史の授業や教科書では、真の歴史を学ぶことはできないということです。

この本には、

  1. 奈良の大仏は御利益がない(聖武天皇に皇子が生まれなかった)ので「捨てられた」
  2. 『源氏物語』は嵯峨源氏に対する鎮魂の書である
  3. 徳川綱吉は天才的な政治家だった(側用人と生類憐みの令)
  4. 「江戸の三大改革」はすべて失敗で、改革ではない
  5. 幕府の「卑劣」な外交が紳士的なアメリカを怒らせて赤鬼ペリーを呼んだ
  6. 邪馬台国はヤマド国と呼ぶのが正しい
  7. なぜ松平家康は徳川を名乗ったか
  8. 日本の皇室のルーツは外の世界の人々であると神話に明記されているが、このような神話は珍しい
  9. なぜ源頼朝は天皇家を滅ぼさなかったのか(日本以外の国では根絶やしが普通)

などの面白い話が満載。

日本史好きな人には絶対にお勧め。

そうでない人にもそれなりに楽しめます。

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一冊でつかむ日本史 / 武光 誠

一冊でつかむ日本史 (平凡社新書) 一冊でつかむ日本史 (平凡社新書)
武光 誠
平凡社 2006-05-11
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たけみつ教授の本。個々の人物より、社会全体の変革を追って日本史をまとめた本。

歴史上の有名人の名前や詳しい年代などはほとんど出てこないので、歴史の大筋をつかむのに役に立ちます。

文明が社会を規定するとして、世界の文明の流れを 「精霊崇拝の時代→経験科学の時代→近代科学の時代」 と区分しているのが面白い。

大陸の西の乾燥地帯で発生した大文明(インダス、メソポタミア、エジプト)と東で発生した黄河文明の違いが、日本の文明というか日本文化の独自性を産んだ原因という意見が面白かったです。

縄文人の倍以上の数の「渡来人」の来日により弥生文化が生まれ、中国の文化を吸収しながらも独自の国風文化を産み出したというところが面白いですね。

日本人のなんでも融合してしまう傾向により神道と仏教の習合が生まれ、その後もどんどん他のものを吸収消化していくところは日本人の生まれながらに持っている特長と言えましょう。

南アメリカもカトリック国の侵寇を受けながらも土着の神(太陽神など)とキリスト教をミックスしているところが似ていますが、幕末に日本が彼らと同じように植民地化されなかったのは著者の言うように「日本人」としての団結心があること、教育・文化水準が高かったことによるのでしょう。

日本人は世界のどんな文化(神聖不可侵とされる宗教でさえも)が入ってきても自分風に作り直してしまう・・・この希有な性質が今の付和雷同的な(どいつもこいつもケータイの奴隷のような)若い日本人に受け継がれていることを願ってやみません。

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古代史を解く九つの謎 / 黒岩 重吾

古代史を解く九つの謎 (PHP文庫) 古代史を解く九つの謎 (PHP文庫)
黒岩 重吾

PHP研究所 2003-11-22
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『謎が謎を呼ぶ古代を解く』(PHP研究所)を改題。

古代史は 井沢元彦さんや関裕二さんの解釈が好きなんですが、黒岩先生の小説やその発想も面白いです。

豊田有恒さんも含めてみんな作家であり、学者ではありませんが、学者の説は説得力がないので、やはり作家的な着想や発見が必要だと思います。

  1. 相次ぐ神殿跡の発見と弥生時代の勢力図
  2. 銅鐸発見が物語る「出雲神話」のルーツとは
  3. 大和王権は、いかに成立したか
  4. 「神武東征神話」の語りかけるもの
  5. 任那日本府は実在したのか
  6. 王朝交替の真実
  7. 英雄ヤマトタケルの本当の姿
  8. 大和王権に挑んだ「筑紫の王者・磐井」
  9. 「大化改新」はなぜ起こったのか

という9つの謎を丁寧に解説。

当時の出雲や浪速が平野はほとんどなく、山を背景にした港くらいしかなかったという記述は目からウロコでした。

ヤマトタケルの父の景行天皇には 80人も子供がいたので、複数の皇子のいろんな物語が一人のヤマトタケルに収斂されているという解釈はあたりでしょうね。

読む前に一番興味があったのは磐井で、なぜ戦いを挑んだのか、筑紫物部との戦いがどうであったかが一番知りたいことでした。ここでも黒岩先生の推理は冴えていますね。

大化の改新の起きた原因として、遣隋使の帰朝、山背大兄皇子の性格、蘇我本家の自滅を挙げておられますが、これはなかなかの着眼点。今まで 中大兄と鎌足の悪どさで 100%説明が可能と思っていましたが、ほかにも重要な要因があったのですね。

読後感はスッキリです。読んでずいぶんトクをした気分。

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逆説から読みとく古代史 / 武光 誠

best12_1.jpg

逆説から読みとく古代史―歴史が動いた「あの時」を検証する (ベスト新書)

武光 誠

ベストセラーズ 2001-07

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明治学院大学教授の武光誠(タケミツマコト)の本。

この人、啓蒙的な本を多数出しておられます。

「じゃんじゃん売れれば印税で暮らせるかも?」ってそんなに甘くはないよ、日本の印税制度は。

作家の収入は欧米の 1/100~1/10 くらいだもんね。向こうは印税も高いけど、原稿料を別にもらったり、書かないうちから契約料もらったりできますから。

まあ、日本でもこの人のように大学から給料もらいつつ、それで本を書いたら、副業みたいなものですから印税がたとえ少額でもうれしいでしょうね。

だから 200冊も書けるんだな、この野郎。^^;

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目次は、

  1. もしも崇仏論争で物部氏が勝っていたら
  2. もしも聖徳太子が天皇になっていたら
  3. もしも小野妹子が隋の国書を持ち帰ったら
  4. もしも『天皇記』『国記』が残されていれば
  5. もしも蘇我馬子と聖徳太子が正面衝突したら
  6. もしも蘇我入鹿が中大兄皇子を大王にしたら
  7. もしも蘇我入鹿の暗殺後、蝦夷が挙兵したら
  8. もしも阿倍比羅夫の東北遠征が失敗したら
  9. もしも白村江の戦いに日本が勝ったら
  10. もしも法隆寺が天智朝に焼けなかったら
  11. もしも天智天皇が大海人皇子に譲位したら
  12. もしも壬申の乱で大友皇子が勝利したら
  13. もしも大津皇子が殺されなかったら
  14. もしも長屋王が自害を遂げずにいたら
  15. もしも藤原四兄弟が天然痘で死ななかったら
  16. もしも道鏡を天皇にせよとのお告げが受け入れられていたら
  17. もしも桓武天皇が長岡京を捨てずにいたら
  18. もしも菅原道真が太宰権帥に左遷されなかったら
  19. もしも平将門が勝ち続けていたら
  20. もしも白河上皇が院政を開かなかったら

で、古代史上の20の事件に設定された “if” を検討。

20番目以外はあまり影響がなかったろうという結論は、所詮歴史の大きな流れの中で個人がいくらがんばってもだめなのか、と思わせます。

20番目は「院政」が「最高権力を握ったまま、遊びに興じ続ける」システム以外のなにものでもないとし、白河「天皇」がちゃんと政治を執り行っていたらだいぶ世の中は変わったかも、とにおわせています。

そう言えば、ハトヤマとかカンとかもインセイみたいなものでしたね。え、陰政?

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逆説の日本史16 江戸名君編(2)

逆説の日本史16 江戸名君編 (小学館文庫) 逆説の日本史16 江戸名君編 (小学館文庫)
井沢 元彦

小学館 2013-06-06
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前の 逆説の日本史16 江戸名君編 で書きましたが、後半部分です。

後半は江戸時代(上方、江戸)の文化について。

俳諧・歌舞伎・落語といった江戸文化は最初上方で花開き、それが江戸にも伝授され、江戸で独自の(と言うほどの差異はないとも思いますが)文化を作りました。

この文化のおかげで、日本人の識字率の高さがさらに高められます。

日本人の文盲の少なさの理由を寺子屋に求める人が多いですが、井沢氏はもっと古い時代から大きな変革があったのだとします。

それは平家物語と太平記。源氏物語ではありません。

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文字を知らない大衆にどうやって文字を教えるのかは大きなテーマです。

文字と発音、意味とは本来なんの関係もないものだからです。

それにはまず、音曲化して口語文(ひらかな)を耳に染み込ませ、こんどはそれを字(漢字)にあてはめるというステップを踏む必要があります。

まず大量の「意味のわからない音のつながり」を蓄積させ、それを文字化させることによって肉付けをする。

そのためのテキストとして「平家物語」は実に適していた。

日本以外にはこのようなものはなかった。だから世界に先んじることができた。

源氏物語は「書き物」なので「目で見る」しかない。つまり、字を知らないと理解できないのです。

平家物語は字を知らない大衆でも理解ができるという点で、源氏と平家はまさに正反対なんです。

*

印刷技術もない時代に庶民に広めるには多数の琵琶法師(西洋の吟遊詩人、昭和の紙芝居屋さんのようなもの)という「生きたテキスト」が利用されたのです。

琵琶法師は盲目ですから、書を使って教えられない。

かえってそれがよかったわけです。

文字だけではおもしろくないので、音楽をつけた。

音のついた文章というというと、歌の歌詞のようなもの。

最近イタリア語の歌を耳コピで歌っていますが、それから歌詞を見れば、ああこういう発音でこういう意味だったのか、とよくわかります。

こういう素地が平安時代から庶民階級にもあった。

*

あとは「平家物語の××というのはこういう字をあてて、こういう意味だよ」と教えればいいわけです。

「ああ、あれってこのこと」という発見はひどく楽しいものです。学習意欲がわきます。

こういう素地がないと、「この字はこう読んでこういう意味に使われる」と、全く知らないことを丸暗記しないといけなくなります。おもしろくないでしょ。英語ができない生徒によくあるパターンです。

私は小学校の頃にビートルズの洗礼を受けたので、中学校の英語の授業はむちゃくちゃおもしろかったです。

*

昔の人は、漢文もそうやって耳から覚えさせられて、後から字に落とし込むという方法をとっていました。

そういう意味ではあの英語教材「スピードラーニング」も理にかなったやり方かもしれませんね。聴くだけでは半分で、後から字に落とし込まないといけませんが。

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【関連記事】

逆説の日本史16 江戸名君編

逆説の日本史 14 近世爛熟編

「逆説の日本史8 中世混沌編」

「逆説の日本史5 中世動乱編」

読書「逆説の日本史11 戦国乱世編」

読書「逆説の日本史11 戦国乱世編」

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逆説の日本史16 江戸名君編 / 井沢 元彦

逆説の日本史16 江戸名君編 (小学館文庫) 逆説の日本史16 江戸名君編 (小学館文庫)
井沢 元彦
小学館 2013-06-06
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このシリーズは第一巻から読んでいます。単行本は高いので文庫化されたものが出ればすぐに買っています。

今回は江戸名君編。

水戸黄門、保科正之、上杉鷹山、池田光政を取り上げています。

水戸光圀が「大日本史」を創作したのは林羅山(こいつはしょうがないアホ)の天皇中国人説に反発したから。

水戸学の創設が幕末の尊皇運動を作り上げた。つまり、幕府を倒したので幕府にとっては名君でないかもしれませんが、民にとっては名君でしょう。

保科正之が兄の徳川家光(こいつもアホ殿)にいかに尽くしたか。賢弟とはいいものですが、報われませんね。

吉良上野介(この人は実は善人)の玄孫である上杉鷹山は実は血の粛清を行って、上杉藩の改革を推し進めました。最初は抵抗勢力(最たるものは先代のアホ殿)が多いですモンね。

熊沢蕃山を採用し善政を行った岡山藩主の池田光政(姫路城を造った池田輝政の孫)はわたしはノーマークでした。じつにスゴイ人がいたものだ。組織のトップは自分ができなければできる人を連れてくるというのが大事と言われますが、あのガチガチの時代に他領から蕃山を抜擢したのはすごいことです。

蕃山が閑谷学校(しずたにがっこう)を作って武士のみならず農民、はては他領の農民まで自由に入学させたというのは浅学にして知りませんでした。庶民に門戸を開いた学校としては世界初とか。

*

朱子学の解説のところで、「太平記は第22巻が欠落しており、その前後でがらっと内容が変わっているのは、作者と違う人物が最終章を抹殺して続きを書き加えたから」、という指摘はなるほどと思いました。

前半をまとめるとこんな感じ。後半はまったく題材が変わっていますが、それもおもしろい。別の記事で書きます。

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戦国大名の四天王烈伝 / 『歴史読本』編集部

戦国大名の四天王烈伝 (新人物往来社文庫) 戦国大名の四天王烈伝 (新人物往来社文庫)
『歴史読本』編集部

新人物往来社 2011-08-05
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2011年発売。

戦国時代、いくつかの大名家には最強の四天王がおりました。

ほとんどは後世の人の創作らしいですが。

4人でない場合は呼称もいろいろで面白い。

  1. 織田四天王
  2. 羽柴四天王
  3. 徳川四天王
  4. 上杉四天王
  5. 武田四天王
  6. 最上四天王
  7. 龍造寺四天王
  8. 秀頼四天王
  9. 北条五傑
  10. 三好三人衆
  11. 畠山七人衆
  12. 長宗我部三奉行
  13. 尼子十旗
  14. 黒田八虎

徳川四天王や秀頼四天王、三好三人衆は誰でも知っているでしょうが、あとは初耳。

武田は武田二十四将が有名ですけどね。

まあ、これだけいたらドラマはさまざまで非常に面白いですね。

それぞれの会社でも作ったら面白いですよね。

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病院でもいい先生を四天王と呼んだらおもしろいだろうなあ。

全然違うかもしれませんが、大阪に聖徒病院(現在は聖徒クリニック)という病院があって、全く知らないのですが、医者がみんなセイントクロスを着ていたらおもしろいなあと思っておりました。

ここの病院だったらゴールドだけでも12人作らないといけませんねえ。

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封印された戦国名城史 / 井沢 元彦

封印された戦国名城史 (セレクション文庫) 封印された戦国名城史 (セレクション文庫)
井沢 元彦
ベストセラーズ 2007-01-20
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2007年発売。

単行本「名城発見」を改定して文庫化したもの。

井沢元彦さんの歴史観にはいつも脱帽させられているので、読み始めましたが、今回は 27の城(五稜郭も入っていますが)が主役。

築城の理由、立地選定の理由、建築資金の出処から、築城の苦労、城の構造、その後の変遷など、実にわかりやすく書かれてあり、現在の姿も書かれてあり、散策の際の見どころなどのガイドブック的要素もまとめてあります。

歴史好きのあなたにおすすめします。

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呪いと祟りの日本古代史 / 関 裕二

呪いと祟りの日本古代史―常識を覆す驚くべき「裏」の歴史

呪いと祟りの日本古代史―常識を覆す驚くべき「裏」の歴史

関 裕二

東京書籍 2003-12

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2003年発売。

関さんの本は内容のダブリが多いので、今回も新たな知見はあまりありません。

中臣神道が葬り去った実際の神道や日本書記が葬り去った実際の歴史についての推測が中心です。

  • 仏教も多神教の1つの神として取り入れようとした
  • 物部守屋は物部本家ではなく、ほとんどの物部一族は何の影響もなかった
  • 神功皇后は実在したはず
  • 三輪山の山頂におわします日向御子の正体
  • 天皇家は祟るために大王に祭り上げられた

など、他の関さんの著作にもありますが、さらに深く考察してあります。

ほかの本も読めば納得がいくでしょうが、この本だけ読んだ人は荒唐無稽のトンデモ本と思うのではないでしょうか。

日本史は教科書しか読んだことのない人が刺激を受けるのには いい本かもしれません。

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日本史夜話―事件・人物・エピソード / 邦光 史郎

nihonshi_kunimitsu1.jpg 日本史夜話―事件・人物・エピソード (広済堂文庫―ヒューマン・セレクト)
邦光 史郎

廣済堂出版 1991-09
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1991年発売。

邦光さんの作品はあまり好きとは言えませんが、小説家の視点で日本史のできごとを俯瞰するというのは大好きです。

内容は、

  • 第1章 古代の謎と人物(邪馬台国論争とは何か/古代争乱七つの謎/聖徳太子は傀儡か/巨大なナンバー2藤原氏/以仁王令旨の謎-頼朝挙兵の謎/義経は二人いた?)
  • 第2章 中世の集団と男の流儀(戦局を動かした乱世のゲリラ/魔王、織田信長の大虐殺/殺された“殺生関白”秀次/柳生一族と陰の流れ)
  • 第3章 江戸・幕末の奇才(一家一本の商訓-三井高利伝/巷説・名奉行大岡越前守/長野主膳と安政の大獄/海援隊と土佐商会-坂本龍馬と岩崎弥太郎)

など、古代から幕末にいたる広い範囲を扱っておられます。

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吉野ヶ里発見で再燃した邪馬台国の所在地論争についてですが、やはり九州説は根強いですね。

邪馬台国自体の価値がどの程度のものであったかというのがもっと重要な問題でしょうが。

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天然痘騒動に端を発した蘇我物部戦争ってのも面白かったですね。天然痘は藤原四兄弟を倒すなど、なかなかの働きを見せてくれます。

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義経二人説はたしか司馬さんの小説でもあったような・・・

もう一人は山本義経のほうの源義経ですね。

九郎義経と同行していた時期があったので、九郎にゲリラ戦を教えたのがこちらの義経であったという推測は考慮の余地があります。

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幕府隠密・柳生の栄光と悲惨も隆慶一郎の小説などでお馴染みです。

名奉行・大岡越前守の実像も知っていることばかりですが、普通の人はご存じないでしょうね。

安政の大獄の陰の主謀者であった長野主膳の名前は知っていますが、長野個人にスポットをあてた話は読んだことがなかった(たいていその敵役の話が多い)のでちょっと興味がわきました。

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一番おもしろかったのは、三井高利伝ですかね。言わずと知れた三越の創業者です。50歳までの不遇の前半生とそれからの20年の大活躍の対比。

死ぬ時の遺産相続が画期的で、それが三井財閥を作ることになったのがすごい。当時には全くない発想だったわけですから。

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あとの話は耳タコだったので、ここでは省略します。

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3時間で頭に入る日本の歴史 / 小和田 哲男

3時間で頭に入る日本の歴史―「歴史の流れ」がまるわかり! 3時間で頭に入る日本の歴史―「歴史の流れ」がまるわかり!
小和田 哲男

三笠書房 2002-08
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3時間で読める人はすでにわかっている人のような気もしますが、2~3回読めば最後は3時間で頭に入りそうな気もします。

教科書には載っていない裏の事情を説明してくれるので、理解が深まります。

人間のやることにはなにかしら理由がありますもんね。

どうして祖先たちはそうしたのかが知ることができ、歴史の必然というものに思いが至ります。

そうなれば歴史好きになれるでしょう。

関連記事

日本史50の大逆転 / 小和田 哲男

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古代史を彩った人々 / 豊田有恒

古代史を彩った人々 (講談社文庫)

豊田 有恒

講談社 1993-03

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1993年発売。

SF作家の豊田さんの古代ネタですね。

神武天皇、蘇我入鹿、坂上田村麻呂、空海など7人を紹介。

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あとの3人は穴穂部皇子、高丘親王、キム ユシンというのが意外。

穴穂部皇子は推古天皇をレイプしようとした人物として有名ですが、歴史を彩ったかどうかは疑問ですね。

高丘親王は平城天皇の皇子で、一度は皇太子になるものの天皇になれずに出家し、空海の弟子になってしまう人物。老境にさしかかり唐に行って、そこからさらにインドを目指したが、途中で客死したという人。

まあ彩ったのかな。

キム ユシンは「善徳女王」に出てくるあのユシン様。朝鮮半島では歴代3本の指に入る将軍。白村江の戦いにも関わっているので、日本史に関係したということが言えますね。

あの最低最悪の天皇については蘇我入鹿の項で出てきますからわざわざ1項をあてていません。

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映画『桜田門外ノ変』

映画『桜田門外ノ変』

映画『桜田門外ノ変』公式HP> http://mitoppo.jp/movie/index.html

 

この前、WOWOW でやっていたのをなにげなく観てしまい、再放送を録画してしまいました。

で、仕事の合間に PC で観ると・・・

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坂本龍馬の活躍の陰に埋もれてしまいましたが、水戸藩脱藩浪士の起こした桜田門外の変からあの奇跡の革命(日本全国にいた広域暴力団である武士を解体したという意味での奇跡)が起こったわけです。

桜田門外の変の襲撃の実行部隊のリーダーであった主人公 関鉄之介は今まであまり気にしていませんでした(司馬遼太郎の小説ではあまり活躍されないもので)。

なかなか考えさせられます。

井伊直弼も、誰が老中をやってもああなっていたかもしれませんしねえ。

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alan の歌う主題歌「悲しみは雪に眠る」もすばらしい。

 

しかし、alan ちゃん、チベットの人なのにどうしてこんなに日本語の歌がうまいのか。

幕末の志士

日本はこういう人たちのおかげで発展したので、我々の世代も相当の覚悟でがんばらないと、と思うのですが、今の政府首脳の顔を見ると目を覆いたくなります。

討ち取る値打ちもないしねぇ。

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継体天皇の謎―古代史最大の秘密を握る大王の正体 / 関 裕二

継体天皇の謎―古代史最大の秘密を握る大王の正体 (PHP文庫) 継体天皇の謎―古代史最大の秘密を握る大王の正体 (PHP文庫)
関 裕二

PHP研究所 2004-11
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関さんの歴史本。

継体天皇の謎と書いてありますが、継体天皇の最大の謎はなぜ「応神天皇の5世の子孫」なのかということだそうです。

応神天皇をもってきたのはなぜかというところにこだわっておられるようです。

 

ということで、この本のほとんどは応神天皇の謎について書かれています。

つまり、神功皇后と武内宿禰の謎に繋がるわけです。

他の本に書いてあることをもう一度組み直したような感じですね。

 

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逆転の古代史! / 関 裕二

逆転の古代史! (廣済堂文庫)

逆転の古代史! (廣済堂文庫)

関 裕二

廣済堂出版 2009-10-27

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2009年発売。

お馴染み、関裕二さんが古代史の7つの謎について、自説をまとめたもの。

各章の最後にショート・ストーリーがついているのが楽しい。

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古代史最大の政治家である蘇我入鹿を暗殺した、古代史最大の悪党である中臣鎌足のぶざまなさまが痛烈に書かれていてスカっとしますね。

鎌足の子孫も××だらけ。

仲麻呂の最期が書かれていないのが惜しい。

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爆笑問題の日本史原論 偉人編 / 爆笑問題

爆笑問題の日本史原論 偉人編 (幻冬舎文庫) 爆笑問題の日本史原論 偉人編 (幻冬舎文庫)
爆笑問題

幻冬舎 2005-04
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爆笑問題の日本史の講義第2弾。

今回は偉人たちのお話。

出演はヤマトタケル、聖徳太子、空海、源義経、豊臣秀吉、天草四郎、松尾芭蕉、平賀源内、坂本龍馬、吉田茂など。

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偉人とはその時代から見たらとてつもない変人であるということですね。

その時代の普通の人に多大な迷惑をかけながら時代を変革していったわけです。

変人でない普通の人は時代の中でもがくだけで、歴史に名を残せない。

昔は名を残すには大変な努力が必要だったってことです。

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今の人はブログを書くだけで、Google 様が未来永劫歴史に名を残してくれます。

こんな幸運、つかわにゃソンですよ。

みんな、ブログを書きましょう!

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「戦国武将」がよくわかる本 義将・知将編

 

「戦国武将」がよくわかる本 義将・知将編
「戦国武将」がよくわかる本 義将・知将編

株式会社レッカ社 PHP研究所 2009-07-11

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「戦国武将」がよくわかる本 猛将・婆娑羅(ばさら)武将編 「戦国武将」がよくわかる本 (PHP文庫) 「戦国合戦」武将たちの決断 (PHP文庫) 最強の一撃必殺アイテム 戦国BASARA武将がわかる本

歴女向けの解説。

500円のペーパーバックスです。

真田幸村、上杉謙信、直江兼続などはいいとして、山県昌景、仙石秀久、内藤昌豊はしぶい。

真田幸隆、真田昌幸、真田真之と真田家から4人もノミネート。

さすがですねえ。

イラストも歴女向け。

実際はブサイクでムクツケきものが多かったでしょうが。

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光と影の武蔵 / 井沢 元彦

光と影の武蔵―切支丹秘録 (講談社文庫) 光と影の武蔵―切支丹秘録 (講談社文庫)
井沢 元彦

井沢元彦の英雄の世界史 (廣済堂文庫) 逆説の日本史13 近世展開編  江戸時代鎖国の謎 (小学館文庫) 顔の無い神々 (ハルキ文庫) 信濃戦雲録第二部 覇者(下) (祥伝社文庫) 信濃戦雲録第一部 野望(下) (祥伝社文庫)
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 井沢さんの歴史小説。

 偽の武蔵がポルトガル人のパードレを惨殺していくところから始まります。

 井沢史観が色濃く反映されていますね。
 要はあの時代のキリスト教団(日本人信者を除く)が侵略集団であったということを明確にしています。
 これは史実ですから、井沢史観と呼ぶものではないのですが、教科書などでは一方的に幕府が弾圧したように書かれているので、一般人の認識とは少し違うかもしれません。

 本当の武蔵の活躍が・・・じつはあまりかっこよくなかったりして(相手に振り回されすぎ?)。

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渡部昇一の日本史快読!

渡部昇一の日本史快読! (ワック文庫) 渡部昇一の日本史快読! (ワック文庫)
渡部 昇一

渡部昇一「日本の歴史」〈第7巻〉戦後篇―「戦後」混迷の時代に 渡部昇一「日本の歴史」〈第3巻〉戦国篇―戦乱と文化の興隆 昭和の大戦への道 渡部昇一「日本の歴史」6 昭和篇 渡部昇一「日本の歴史」〈第4巻〉江戸篇―世界一の都市 江戸の繁栄 世界史に躍り出た日本 渡部昇一「日本の歴史」5 明治篇
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 渡部昇一先生が主に信長から近代史までを論じて、日本の未来は明るいとした、2003年の著書。

 8年経ってもまだ明るくなっていませんが。

 武士が天皇の祟りを恐れなくなったのは禅宗の影響。
 有色人種を奴隷制から解放したのは明治時代の日本。
 有色人種(特に中国人と日本人)を徹底的に差別したアメリカ。
 アジアに中産階級を作り出したのは日本。
 無敵のコサック騎兵を壊滅させた日本陸軍。
 ソビエトを崩壊させたのは日本の弟子である東南アジアの人々。

などなど、目を啓かさせてくれることばかり。

 おもしろかった!

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天皇家誕生の謎 / 関 裕二

天皇家誕生の謎

天皇家誕生の謎 (学研M文庫) 天皇家誕生の謎 (学研M文庫)
関 裕二

「日本書紀」が隠し通した天皇の正体 (廣済堂文庫) 海峡を往還する神々 (PHP文庫) 藤原氏の正体 (新潮文庫) 蘇我氏の正体 (新潮文庫) 物部氏の正体 (新潮文庫)
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 天皇とは何かについていろいろと言われますが、なぜ古代に発生した天皇制がこの現代まで永続しえたのかはすごい謎です。


 ま、天皇制を壊したかった人物はいっぱいいたようですが、日本人の専制君主を憎む国民性がその危険を排除してきたという著者の主張には納得できます。


 そして天皇家をうまく利用しようとした藤原家。

 しかし藤原一族に抵抗したのも天皇自身であったという事実。


 複雑なようですが、長い歴史の話ですからむしろ単純明快なほうかもしれません。



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秘密の日本史 / 樋口 清之

秘密の日本史―梅干先生が描いた日本人の素顔 (ノン・ポシェット) 秘密の日本史―梅干先生が描いた日本人の素顔 (ノン・ポシェット)
樋口 清之

うめぼし博士の逆(さかさ)・日本史〈神話の時代編〉古墳→弥生→縄文 (ノン・ポシェット) うめぼし博士の 逆(さかさ)・日本史〈武士の時代編〉江戸 戦国 鎌倉 (ノン・ポシェット) うめぼし博士の逆(さかさ)・日本史―昭和→大正→明治 (ノン・ポシェット) うめぼし博士の逆(さかさ)・日本史〈貴族の時代編〉平安→奈良→古代 (ノン・ポシェット) 新・梅干と日本刀 江戸・東京編―強靱で、しなやかな日本文化のルーツ (ノン・ブック)
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 いきなり平城京から出土した「張形」の話で始まります。

 「張形」とは男根の模型で、女性が自慰で使うものです。

 平城京は昼夜とわずに乱交が行われていたという記録が残っているそうです。


 平城貴族や平安貴族は風呂に入らないのと便所がなかったので臭きことこの上なかったろうとか、都の周りの谷は死体捨て場になっており野犬や烏が処理をしていたとか、なかなか考えさせられます。


 薩英戦争を勝利に導いたラシャメンおむらの話とかは面白かったですね。

 京都詩仙堂の石川丈山の身元調査も面白かったです。


 歴史の陰に隠れているこういう事柄をほじくり返すのは結構おもしろいですね。

 

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爆笑問題の日本史原論[1]

爆笑問題の日本史原論 (幻冬舎文庫) 爆笑問題の日本史原論 (幻冬舎文庫)
爆笑問題

爆笑問題の日本史原論 偉人編 (幻冬舎文庫) 爆笑問題の日本史原論グレート (幻冬舎文庫) 爆笑問題の日本原論 (宝島社文庫) 爆笑問題の日本原論〈3〉世界激動編 (幻冬舎文庫) トリックスターから、空へ (新潮文庫)
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 これも昨日読んだ本。


 爆笑問題の太田光が日本史(縄文時代から二・二六事件まで)を概説。

 相棒の田中との掛け合いという設定で、ポンポンと話が進んでいきます。

 足りないところは田中聡さんが詳説を加えてくれます。


 歴史嫌いの中学生に読んで欲しいですね。あと、学校で勉強しなかったヤンママとかにも。

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