逆説の日本史 14 近世爛熟編(2) / 井沢元彦
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次の章は綱吉が偉大であったもう一つの証拠である、側用人システムについて。
この頃の老中は家柄だけの無能な者(今の世襲政治家・・・ハトポッポのような)がのさばり、お飾りの将軍を形だけたてた衆愚政治が行われていました。
お飾りの将軍には名君とたたえられる家光も入ります。
将軍も老中もみな無能だったわけね。
ここで異能の将軍綱吉は側用人というシステムを作り、綱吉の命を間接的に老中に伝えるというふうにしました。
つまり家康ばりのトップダウンの復活です。
今の橋下大阪市長のような独裁政治のようですが、トップが民主的な考えを持っていてしかも優秀なら許されますね。
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