語られざる中国の結末 (PHP新書) / 宮家邦彦
公開日:
:
読書
![]() |
語られざる中国の結末 (PHP新書) 宮家邦彦 PHP研究所 2013-10-15 売り上げランキング : 100820 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
★★★☆☆
元外交官の対中分析
前回読んだ同じ著者の『哀しき半島国家 韓国の結末 』と同様に、中国の末路を7つの説に分けてシミュレーションしています。
だいたいのシナリオには納得できますね。
分裂シナリオも民族ごとに分裂する場合と、漢族自体がいくつかに分裂するものまで考えてあるのはなかなか緻密です。
分裂するときは人民解放軍が主体になって分裂するでしょうという指摘もそのとおりだと思います。
中華思想は存在しない?
ちょっとおもしろいなと思ったのは、当の中国人は「中華思想」というものをあまり意識していないと書いてあること。
中東にも赴任していた著者によると、それは発展途上国に共通の対先進国劣等感の中国版ということです。
まあ、中華思想の嚆矢は金に圧迫された宋の対騎馬民族に対する負け惜しみ(劣等感)と書いている本もいっぱいありますしね。宋自体がもともと北方出身の非中華民族という笑えないオチもついています。
関連記事
###
関連記事
-
-
はるかなる朝 / 星野 之宣
はるかなる朝 (MF文庫) 星野 之宣 メディアファクトリー 2005-
-
-
万年筆 (平凡社カラー新書) / 梅田晴夫(2)
★★★☆☆ 以前の記事「万年筆 (平凡社カラー新書) / 梅田晴夫」の続きです。 著
-
-
デフレの正体 経済は「人口の波」で動く (角川oneテーマ21) / 藻谷 浩介
デフレの正体 経済は「人口の波」で動く (角川oneテーマ21) 藻谷 浩介
-
-
叩かれるから今まで黙っておいた「世の中の真実」 / ひろゆき
★★★☆☆ ひろゆきの本はいろいろ出ていますが、この本は「世の中の真実」について書いたとい
-
-
Blow up! / 細野 不二彦
Blow up! (小学館文庫) 細野 不二彦 小学館 2001-06 売
-
-
FXの「ウラ側」を味方につける本 / 招金猫, 西ヤン
★★★☆☆ FX業者の立ち上げ、運営に関わってきた著者(招金猫)が業界のウラ側を説明。
-
-
情報の「目利き」になる!―メディア・リテラシーを高めるQ&A (ちくま新書) / 日垣 隆
情報の「目利き」になる!―メディア・リテラシーを高めるQ&A (ちくま新書)
-
-
戦後日本人の忘れもの―金美齢の直言
戦後日本人の忘れもの―金美齢の直言 (WAC BUNKO) 金 美齢 ワック
-
-
タダより高いものはない / 上念司
タダより高いものはない (イースト新書) posted with amazle
-
-
プライベートバンカー カネ守りと新富裕層 / 清武英利
★★★☆☆ 主人公の杉山智一が実名で登場するノンフィクションなのですが、小説のようなキテレ







