【謎の円盤】フィンランド・ピアノ名曲ベストコレクション / 舘野泉

これも BOOKOFF で見つけたものと思われます。
「やすらぎのアルバム 音楽の森」シリーズの1枚。第50巻。
このシリーズはフジサンケイグループのポニーキャニオンが売っていたようです。
なんと裏ジャケの左下の隅っこにポツンと目玉マークが!
すごい違和感。
残念ながらライナーノートもないし、解説のたぐいは全くなし。
裏ジャケにも定価すらない。怪しすぎる。
たぶん90年代初めに発売されたのでしょうが、最近じゃ珍しいゴールド・ディスク。
このゴールド・ディスク、通常のCDより音がいいというふれこみでしたが、やはり廃りましたね。
しかし、このジャケット写真は何とかなりませんか。
このシリーズのほかの CD も彫刻の写真を使っていて、なんら必然性がない。
さて、以下のような2枚組のアルバムがありました。
| フィンランド・ピアノ名曲ベスト・コレクション 舘野泉 ポニーキャニオン 1991-07-21 |
このアルバムの曲名を調べたところ、上記の謎の第50巻はこちらの1枚目と全く同じもののようです。
この2枚組は後で1枚ずつわけて再販されています。Hybrid-SACD であるようです。
![]() |
フィンランドピアノ名曲ベストコレクション1 舘野泉 ポニーキャニオン 2007-09-19 |
![]() |
フィンランドピアノ名曲ベストコレクション2 舘野泉 ポニーキャニオン 2007-09-19 |
ということで、この「やすらぎのアルバム 音楽の森」第50巻は2枚組 CD の 1枚目を CD 音源のままゴールドディスク化したものということになります。
定価が書いてないのは、たぶん会員制のCD頒布用でしょう。
解説が付いてないのは、たぶん CD とは別に解説のパンフレットがあったか、会報などに載っていたものと推測します。
中身は立派です。愛聴しています。
「樅の木」は特に好きです。
舘野さんのファンはきっと欲しいのでは。
曲目リスト
- 「樹の組曲」 Op.75 ピヒラヤの花咲く時 (シベリウス)
- 「樹の組曲」 Op.75 孤独な松の木
- 「樹の組曲」 Op.75 ポプラ
- 「樹の組曲」 Op.75 白樺
- 「樹の組曲」 Op.75 樅の木
- 故郷にて Op.74-4 (シベリウス)
- ロマンス ハ長調 Op.101-1 (シベリウス)
- キャプリス Op.24-3 (シベリウス)
- 「3つの夜想的情景」 Op.72 星はまたたく (パルムグレン)
- 「3つの夜想的情景」 Op.72 夜の歌
- 「3つの夜想的情景」 Op.72 曙
- 粉雪 Op.57-2 (パルムグレン)
- ロマンス Op.73-1 (パルムグレン)
- 小さなワルツ (カヤーヌス)
- 前奏曲 変ト長調 Op.7-1 (カスキ)
- ロマンス Op.12 (メリカント)
- 歌 Op.92-1 (メリカント)
- 夏の夜のワルツ Op.1 (メリカント)
- 夕べに (ハンニカイネン)
- 羊飼いのポルカ (クーラ)
- 雨 Op.52-4 (メラルティン)
***
関連記事
-
-
OPEN YOUR EYES / 岩代太郎
OPEN YOUR EYES 岩代太郎 EMIミュージック・ジャパン 199
-
-
【謎の円盤】 Felica[3] ロマンス
★★★☆☆ 以前、ブックオフで買ってきたクラシックのオムニバス盤です。 「Fel
-
-
CANTO GREGORIANO(グレゴリアン・チャント)
グレゴリアン・チャント イスマエル・フェルナンデス・デ・ラ・クエスタ シロス修道
-
-
北斗/Under Northern Lights / 松居慶子
Under Northern Lights Keiko Matsui
-
-
ブランデンブルク協奏曲(全曲) / カール・リヒター
バッハ:ブランデンブルク協奏曲 ミュンヘン・バッハ管弦楽団 ポリドール 19
-
-
ラ・フォル・ジュルネびわ湖2014 最終日午後のみ参加
* 今年もラ・フォル・ジュルネびわ湖が 4/27-29 の3日間開催されていました。 昨日は
-
-
progressive (通常版) / Kalafina
progressive Kalafina SE 2009-10-28 売り上げ
-
-
ヨーヨー・マ プレイズ・ピアソラ
ヨーヨー・マ プレイズ・ピアソラ ヨーヨー・マ by G-Too
-
-
風のとおり道 / 高嶋ちさ子
風のとおり道 高嶋ちさ子 コロムビアミュージックエンタテインメント 2000
- PREV
- 過去の日記のリライト
- NEXT
- 超管理職 / 中谷 彰宏









Comment
[…] 私も以前この50番について書きました。 […]
[…] 私も以前この50番について書きました。 […]