ヒルズな人たち―IT業界ビックリ紳士録 / 佐々木 俊尚
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ヒルズな人たち―IT業界ビックリ紳士録 佐々木 俊尚 小学館 2005-04 |
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2005年の本。
本書では「ITバブルを勝ち残った経営者」たちを「ヒルズな人たち」と呼んでいます。全員がそこに住んでいるわけではありません。
逮捕前の絶好調時のホリエモン、奥菜恵と結婚していた頃の藤田晋などが登場し、なかなか懐かしくもあり、面白くもあり。
まあ、こんな過去の話を今読んでも意味は無いですが、出演者の1人に個人的興味があって・・・
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この本には、次の人々が紹介されています。社名は当時のもの。
- 堀江貴文(ライブドア)
- 三木谷浩史(楽天)
- 孫正義(ソフトバンク)
- 藤田晋(サイバーエージェント)
- 榎本大輔(投資家)
- 兼元謙任(オーケイウェブ)
- 宇野康秀(USEN)
- 明瀬洋一(Sentivision)
- 松島庸(M2X)
- 重田康光(光通信)
なかなかそうそうたるメンバーですが、明瀬洋一ってだれって言う人も多いでしょう。
セットトップボックスを企画販売している会社の社長です。
私は彼が中学時代に休みで帰郷してきた時に彼の家庭教師をしておりました。私は当時京大医学部の学生でした。
この本では前の会社を潰して再起の途中の時期での登場ですが、その後うまく成功しているようです。
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元クレイフィッシュの松島庸、ピカチュウの重田康光さんなど苦肉をなめた人たちのその後も紹介しています。モノすごい失敗から立ち上がりつつあるのはさすがです。
ホリエモンも今は結構いい仕事をしていますし。
誰ですか、ミキタニの地獄を見てみたいという人は。
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あ、友人の村上世彰くんも名前だけ出てきます。
彼は今慈善事業に燃えています。そのうちカムバックするでしょう。
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