佐村河内守 ゴーストライター問題
*
最初にCDショップで見た時は、「サムラ カワチノカミ」と呼ぶのだと思いました。
河内音頭ではないよな?
と思って試聴したが、なにか割り切れないものを感じて購入せず。グレツキの3番やカリンニコフの1番のほうが好き。
その後も TV でちょくちょく見かけました。
ところが・・・
*
佐村河内のゴーストライターを務めていた新垣隆(当時桐朋学園大学非常勤講師)が記者会見を開いた。新垣は佐村河内の代作を18年間行っていたことを明らかにした。
さすが、名門 桐朋学園大学。
ごまんといる非常勤講師のうちの一人が作った曲が、「ろうあ者が作った」という 曲とは無関係のスパイスを効かせただけで あんなにバカ売れするんですね。
さすが、名門 桐朋学園大学。どれだけの才能が眠っているのやら。
*
それに引き換え、サムラ カワチノカミのほうは・・・
日本のマスゴミも相当バカだなと思った(いつも思っている)が、彼を「現代のベートーヴェン」と呼んだのはアメリカのタイムズ誌とか。
いずこも同じ秋の夕暮れ・・・(「ニューヨークの秋」にかけているつもり)
*
「耳が聞こえないのに作曲するなんてすごい」っていうだけで踊り狂った人たち。
たとえばナカタニさんの本で挙げていた
「ストリッパーが大学に入学するとみんな美談としてもてはやすのに、女子大生がストリッパーやると非難する」
のように、本質を見ずに踊らされているだけなのでは?
*
「逆境を乗り越えるあるいはそのふりをする」だけで価値を上げることができる、というか、マスゴミがそれに容易に食らいつくわけですね。
マスゴミは取材力を上げてもっと本質を見ろよな、と思うのは私だけでしょうか。
###
関連記事
-
スターバト・マーテル、サルヴェ・レジーナ / ミュラー=ブリュール&ケルン室内管
★★★☆☆ ナクソスの1枚。 2004/08/01 発売、CD番号 8.5512
-
オーガニック・スタイル / 溝口 肇
オーガニック・スタイル 溝口肇 the BEST posted with am
-
ひとつ屋根の下 / 日向敏文
「ひとつ屋根の下」オリジナル・サウンドトラック 日向敏文 TVサントラ アル
-
A Celtic Tale: The Legend of Deirdre
A Celtic Tale: The Legend of Deirdre Myc
-
メトネル: ソナタ、エレジー、ほか
メトネル:作品集(3) イリーナ・メジューエワ 日本コロムビア 2010-12
-
舘野泉 夜の海辺にて
夜の海辺にて~カスキ:作品集 舘野泉 by G-Tools
-
リラクゼーション・クラシック2/ストレス解消クラシック
* CD番号 F30G-20222。 ドイツグラモフォンが音源。 * 3曲目はケン
-
のほほん・くらしっく 5 はじめまして
のほほん・くらしっく 5 はじめまして“のほほん”とした赤ちゃんとのひととき
-
クララ・シューマン:ピアノ曲集
クララ・シューマン:ピアノ曲集(岩井美子) クララ・シューマン 岩井美子
- PREV
- 未来の二つの顔 / 星野之宣 ジェイムス・P・ホーガン
- NEXT
- 海外で遠隔画像診断