FOSTEX FE107E+バックロードホーン完成
公開日:
:
最終更新日:2018/10/25
日記
ヤフオクで 3800円で落札した箱(エンクロージャー)に 10cmユニットの FE107E を組み込みました。
FE107E はFE103E の防磁バージョンですが、現在 FE103E は FE103En に進化。なのに FE107E は進化が途切れ販売終了となりました。
ケナフ繊維やバイオセルロースを使った紙の振動板で、メカニカル 2ウェイとなっています。
このシリーズ、買ったばかりの頃はカサカサの音ですが、エージングが進むと次第にしっとりとした音も出てきます。手持ちの FE107E は買ってからもう 5年近くにもなるのでそんなに嫌な音は出しません。
このシリーズの短所は 200Hz 以下がダラ下がりなこと。
バックロードに入れて
密閉箱で鳴らしていたときは低音が全く出ず、「甲子園球場のアナウンスには最適」と思ったものでしたが、バックロードだとさすがに低音が聞こえます。
でも、100~200Hz が落ちているという欠点は覆い隠せません。
今回のショートホーンのバックロードでも 100Hz以下の改善効果は大きいですが、100~200Hz の音圧を稼ぐのにはちょっと無理があったようです。
短めのダクトのダブルバスレフで 100-200HZ を重点的に補ったほうがよかったかも。
改善方法
- アンプのトーンコントロールで 200Hz 以下を盛り上げる
- 部屋のコーナーにおいて反射音で 200Hz以下を盛り上げる
- ZOBEL回路で中高域のレベルを下げる
- スーパーウーファーをあてがう
- ダブルバスレフの箱を試す
- スパイラルホーン(長岡鉄男 作 D-103 エスカルゴ)に入れる
などが考えられます。
あと、バックロードバスレフ、JSP方式などの変わり種エンクロージャーもあります。
個人的にはマルチバスレフというのも考案したのですが、試しておりません。^^
BOSE のスーパーウーファーは持っているのですが、ユニットがむき出しのものでないので、変な(無理した)ボヨーンボヨーンの低音しか出ず、使いたくありません。
かと言って、ユニットがむき出しの正統派スーパーウーファーは音はいいですが、でかくて邪魔ですもんね。
トーンコントロールで当面しのぎますか。
今のままでも
このユニットの一番の特長は中域の繊細さと美しさで、ヴォーカルはほんとうに絶品。
歌手が目の前にぐっと迫ってきて思わず生唾ゴックンものです。
鳥肌たちまくりです。
自宅にいても 小規模のコンサート(ライブハウスなど)に行っている気分になれる得難いスピーカーです。
関連動画
海外の人がこのユニットを大きなエンクロージャーに入れて Youtube で公開していました。
やはりヴォーカルの曲(不明)を選んでいますね。
もう一つ、今度はスパイラルホーンの例です。
ユニットが、FEシリーズとは別の FF シリーズの現行機種で FF105WK(これはなかなかの銘機ですゾ)でだいぶ感じが違いますが、200Hz ダラ下がりは同じです。
音を聴くと・・・おお・・・こちらが正解でしょうか。低音出てるじゃん。
スパイラルホーンはバックロードホーンに加えてバッフル効果もあるし、後ろの壁からの反射も加えられますからね。
にしても、スパイラルホーンは結構大きくなっちゃうので悩みます。
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