FOSTEX FE103向けバックロードホーン箱落札
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オーディオ
FOSTEX FE103向けバックロードホーンボックス
ヤフオクで 3800円で落札。
前回落札した 「FOSTEX 『FE83』向け バックロードホーン箱」と同じ作者の junichitanzawa さんからいただきました。
前回の FE83(8cmユニット)用とほぼ同じサイズの箱で、10cmユニットの FE103 にしてはやや小さめの箱なんです。
搭載予定のユニット
私の手持ちのユニットは FE103E の防磁バージョンの FE107E です。販売終了品です。
ケナフ(アフリカ原産のアオイ科フヨウ属の植物)繊維を使ったハイブリッドパルプコーンで、中心部のキャップも紙系です。メカニカル 2ウェイというやつです。
センターキャップのおかげで高域はよく伸びています。10cmユニットながら 18KHz まではラクに再生できます。トゥイーター要らずですね。
残念ながら低域は出にくいです。200Hz 以下はダラ下がりですね。
一番の特長は中域の美しさで、特にヴォーカルは絶品。歌手が前にぐっと迫ってきて鳥肌が立つのです。
FE107E は低音の出にくいユニットなので、適合する箱はバスレフよりはバックロードかダブルバスレフがいいでしょう。バスレフなら最低でも 10リットルくらいないとツライです。密閉は全く向きません(経験済み)。
箱の詳細
- 材質 MDF
- 板厚 9mm
- サイズ 125mm幅×375mm高×224mm奥行
- バッフル開口径 93m
ホーン長は約 1.2m ほどと思います。
もう少し長めの音道(=大きな筐体)が望ましいですが、より低い周波数を狙うのではなく、やや中域よりの低音(一般人の言う”重低音”=100~200Hz)の量感を増すにはこれくらいのショートホーンのほうがいいかなと思いました。
さて、吉と出るか凶と出るか。
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