マニフィーク・ライヴ
公開日:
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音楽
★★★☆☆
(マグニフィークではなく)マニフィーク・ライヴ。
大萩康司(g)、村治奏一(g)、藤井香織(fl)、神田めぐみ(tb)、鍵冨弦太郎(vn)、松本和将(p)、クリストファー・ハーディ(perc)というクラシック・アーティストが集結した 2005年9月3日の東京オペラシティコンサートホールでのライブを収録したアルバム。
一回限りのコンサートということで、その後二度とこのメンバーで開かれることはありませんでした。
吉松隆のプレイアデス舞曲集の「線形のロマンス」はひたすら美しい。
ピアソラの「タンゴの歴史」は好きな曲です。ピアソラの曲はタンゴの中では異端中の異端ですが、日本人ギタリストなら正統派タンゴファンも大目に見てくれるでしょう。
ボレロはアレンジがおもしろい。まあ、元曲自体がおもしろいので、屋上屋を重ねるような印象はぬぐえませんがねえ。
*
この CD をかけていると再生が止まってしまった。盤面にはキズも透明スポットもないのですが・・・
しょうがないので PC で抽出(リッピング)。Exact Audio Copy という定番フリーソフトを使います。無事に読み込み完了。ファイル形式は FLAC(可逆圧縮)です。
民生用音楽CDプレーヤーで読めなくなっても PC では読み込めることがほとんど。
これは読み込みモードの差が大きいです。
民生用音楽CDプレーヤ:CDオーディオモード
PC:CDデータモード
要は PC では読み込みエラーが起きたら何度も何度も読み直す(ビット・パーフェクト)のですが、民生用音楽CDプレーヤでは時間制限のために読み込みエラーが起きたら補正(正しく補正できる場合もあれば、そうでない場合もある)します。
どちらも全く読めないときは再生を停止してしまうのですが、CDデータモードのほうが読める確率は高いです。
結論:CDデータモードのほうが後発で、より正しい読み取りができるので、民生用音楽CDプレーヤで読めない CD は PC でリッピングしてください。
収録曲リスト
- デ・ラ・ルンバ・ソン (マルティン)
- 「タンゴの歴史」~ナイト・クラブ1960(ピアソラ)
- カプリース第24番op.1 (パガニーニ)
- 無伴奏チェロ組曲第6番BWV1012~アルマンド(バッハ)
- 「タンゴの歴史」~酒場1900 (ピアソラ)
- フェリシダーヂ(ジョピン)
- 無伴奏フルート・パルティータBWV1013~サラバンド|ブーレ・アングレーゼ (バッハ)
- バラード第1番op.23(ショパン)
- 交響的断章op.88 (ギルマン)
- 「プレイアデス舞曲集」 (吉松隆)
- ボレロ (ラヴェル)
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