*

空き家問題 (祥伝社新書) / 牧野知弘

公開日: : 読書

空き家問題 (祥伝社新書) 空き家問題 (祥伝社新書)
牧野知弘
祥伝社 2014-07-01
売り上げランキング : 9739
Amazonで詳しく見る by G-Tools

★★★★☆(不動産は買ってはいけない!)

日本は空家だらけ

東京オリンピックが開かれる 2020年には全国の空き家は 1000万戸。空き家率は 15%と予測されています。

空き家は現在毎年20万戸ずつ増加しています。

なのに毎年新たに 100万戸も住宅が作られているのです。

郊外のニュータウンの一戸建てを買ってもローンを払い終わる頃には周囲は空き家だらけ。ゴーストタウンと化しています。

この家を売って便利な都心や駅前に住み替えしようと思っても、買ってくれる人はまずいません。

なにせ神奈川のブランド高級住宅地でも売れないという話。

よく考えると、不動産会社の社長や社員の給料のためにババをつかまされて一生働かされているようなもの(奴隷)です。

安い賃貸に住んでお金をもっと有意義に使う生活をしたほうがオトクですね。

相続した家はモロ負債

自宅でなくても、親が亡くなった後の実家を相続した場合も悲惨。

更地にすると税金がどどんと跳ね上がるので空家はそのまま野ざらし・・・で、朽ちていくだけ。

こんな古い家、なかなか借り手はおりません。

毎年固定資産税は取られるわで、家など資産でなく負債

不動産はそもそも所有できない

不動産は英語で real estate といいますが、これは王様の資産という意味で、ほんとうの所有権は王様にあるということを示しています。

日本では王様がいないので、国のものです。

買って自分のものにしたはずなのに、毎年国に税金を取られるのは、ほんとうの所有者が国であることを示しています

「不動産(自宅)は資産でなく負債」とロバート・キヨサキも『金持ち父さん・・・』で言っています。

もし相続したらさっさと国に返却するのがいいと思います。

空き家問題っていうのは個人で取り組む問題でなく、スケールからいったら、行政が検討するべき問題ですから。

賃貸用の不動産なら資産?

賃貸用の不動産は資産じゃないかという人がいますが、賃借人がいればという最低条件があります。

それに賃借人がいても黒字になるとは限らないのです。

毎年 20万軒もライバルが出現するような業界ですから、家賃はどんどん下げざるを得ません。

そのくせ税金は減らないでしょう。

そのうち損益分岐点はどんどん遠のくと思いますね。

###

関連記事

富裕層のための海外分散投資 / 永峰潤、三島浩光

★★★☆☆ 2013年とやや古いです。 2日前に大雪で立ち往生した電車内で読んだ2冊

記事を読む

英傑の日本史 上杉越後死闘編 / 井沢元彦

★★★☆☆ 「英傑の日本史」シリーズは全部で 11巻あるようです。 今回は上杉謙

記事を読む

年収が2倍にも3倍にもなる勉強法 / 堀 紘一

年収が2倍にも3倍にもなる勉強法 堀 紘一 PHP研究所 2009-03-14

記事を読む

もう業者には頼まない!カンタン攻略SEO / 竹内謙礼

もう業者には頼まない!カンタン攻略SEO 竹内謙礼 ソシム 2009-05-1

記事を読む

2015年 暴走する世界経済と日本の命運 / 三橋 貴明

2015年 暴走する世界経済と日本の命運 三橋 貴明 徳間書店 2014-11-

記事を読む

日本一やさしいネットの稼ぎ方 / 平賀 正彦

日本一やさしいネットの稼ぎ方―ネットで稼ぎ続ける人は何が違うのか 平賀 正彦

記事を読む

山根亜希子のFXで儲ける超投資術

山根亜希子のFXで儲ける超投資術 山根 亜希子 シーアンドアール研究所 20

記事を読む

戦国城塞傳 / 津本陽

★★★☆☆ 12の日本の城と城主についての話。 小説ではなく、エッセイです。

記事を読む

大人の「国語力」が面白いほど身につく! / 話題の達人倶楽部

★★★☆☆ コンビニで売っている「ワンコイン本」の1冊。 慣用句や敬語、誤読しやすい

記事を読む

星降る夜のパソコン情話 / 中村 正三郎

星降る夜のパソコン情話 中村 正三郎 ビレッジセンター出版局 1996-06

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

ホテルでの快適な読影

盆休みでもあった先週の土日、グランドエクシブ鳥羽に泊まった際には、ミニ

マルタイラーメンご当地セット

いつもご愛顧のマルタイラーメンのご当地シリーズ。 ちょっとお

グランドエクシブ鳥羽

先週の土日に鳥羽にあるグランドエクシブ鳥羽に家族全員で泊まりに行ってき

王位継承戦争

前日の書「血脈の世界史」でヨーロッパによくありがちなのが、継承戦争。

血脈の世界史 / 児嶋由枝(2)

★★★☆☆ 以前も紹介した本ですが、また読み返してみました。

→もっと見る

  • アクセスカウンター
PAGE TOP ↑