*

神の鉄槌 / アーサー・C. クラーク

公開日: : 読書

神の鉄槌 (海外SFノヴェルズ) 神の鉄槌 (海外SFノヴェルズ)
アーサー・C. クラーク Arthur Clarke
早川書房 1995-12
売り上げランキング : 1356861
Amazonで詳しく見る by G-Tools

★★★☆☆

アーサー・C. クラークの 1993年に発表した作品。

小惑星が地球に衝突するというよくあるプロットですが、地上でオタオタする凡人たちはほとんど出てこず、主人公(船長)の冷静な対処を綴ったという点でちょっと・・・まあ古典的にも古典的すぎる作品でしょうか。

ここでの小惑星は死と破壊の女神にちなんでカーリーと名づけられています。

グレゴリー・ペンフォードの『シヴァ神降臨』にちなんだ命名(シヴァとカーリーは夫婦)ですが、神の鉄槌というとトール・ハンマーというのが世間の常識のはずなのに、ナゼこの題名かという問いには答えてくれていません。カーリーだったらハンマーでなく刃かスカーフでしょ?

カーリーを押し続けて軌道をそらすために最新鋭のマスドライバー「アトラス」を搭載した宇宙船「ゴライアス」をカーリーに派遣するわけですが、設置したマスドライバーは地球の狂信者たちによって仕掛けられた爆弾でお陀仏に。

しかたなく、ゴライアス自体でカーリーを押すことにします。

念のため地球からは水爆を積んだミサイルをカーリーに発射。それでうまくいくなら最初からゴライアス不要じゃん。

着弾前にゴライアスはカーリーを離れることになっているわけですが、その直前にトラブルが発生し、ゴライアスを退避させるのに必要な燃料を失ってしまいます。

飛来するミサイル、覚悟する船長とクルー。さて結末は?

実際の最新資料を駆使したストーリーテリングはさすがと思わせますが、クラークらしからぬところもチラホラ。

###

関連記事

FXメタトレーダーで儲けるしろふくろうのスーパー投資術 / しろふくろう

 ★★★☆☆ 有名トレーダーのしろふくろうさんの 2009年の本。 メタトレーダー使

記事を読む

万年筆 (平凡社カラー新書) / 梅田晴夫

★★★☆☆ 梅田晴夫さんは文筆家でフランス文学専攻。 三島由紀夫の親友で、川端康成と

記事を読む

新・貧乏はお金持ち 「雇われない生き方」で格差社会を逆転する / 橘玲(3)

以前の記事「新・貧乏はお金持ち 「雇われない生き方」で格差社会を逆転する / 橘玲(2)」の続きです

記事を読む

言葉でわかる「話を聞かない男 地図が読めない女」のすれちがい / アラン・ピーズ パーバラ・ピーズ

言葉でわかる「話を聞かない男 地図が読めない女」のすれちがい アラン・ピーズ

記事を読む

株とFX 3日でプロ並みにチャートが読めるようになる / 間地秀三、山根亜希子

★★★☆☆ 2006年の本で、あまり期待していませんでしたが、内容はわかりやすくてまと

記事を読む

巡航ミサイル1000億円で中国も北朝鮮も怖くない (講談社+α新書) / 北村 淳

巡航ミサイル1000億円で中国も北朝鮮も怖くない (講談社+α新書) 北村 淳

記事を読む

日本は世界5位の農業大国 大嘘だらけの食料自給率 / 浅川 芳裕

日本は世界5位の農業大国 大嘘だらけの食料自給率 (講談社+α新書) 浅川 芳裕

記事を読む

中国大自滅 世界から排除される「ウソと略奪」の中華帝国の末路 / 渡邉哲也, 福島香織

★★★☆☆ マスゴミが伝えられないチャイナさまの弱点、汚点がこれでもかと晒されています

記事を読む

ドル凋落 ―アメリカは破産するのか / 三橋 貴明

ドル凋落 ―アメリカは破産するのか (宝島社新書 309) 三橋 貴明 宝島社

記事を読む

滋賀県謎解き散歩 / 中井均(2)

★★★☆☆ 30年前から京都市から隣の大津市(滋賀県)に住むようになった私ですが、まだまだ

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目です

『徳川時代貴婦人之図』セットの発売

    昨日の記事「『千代田之

『千代田之大奥』セットの発売

昨日の記事「楊洲周延『千代田之大奥』」の続きです。 「千代田

楊洲周延『千代田之大奥』

楊洲周延『千代田之大奥』とは 『千代田之大奥(ちよだのおおおく)』は

Etsy.comにアートショプを出店

Etsy.com にてデジタルアートを売る店を出しました。 ショ

chatGPT の Writing Blocks

chatGPT で Canvas(Canva ではない)を久々に使おう

→もっと見る

  • アクセスカウンター
PAGE TOP ↑