*

日本史真髄 (小学館新書) / 井沢 元彦

公開日: : 読書

日本史真髄 (小学館新書) 日本史真髄 (小学館新書)
井沢 元彦
小学館 2018-08-03
売り上げランキング : 1675
Amazonで詳しく見る by G-Tools

★★★☆☆

著者のライフワークである『逆説の日本史』シリーズのエッセンスを凝縮してまとめた ”副読本”。

「ケガレ」「和」「怨霊」「言霊」「朱子学」「天皇」を正しく理解していないと日本史の本質が理解できないというのが著者の主旨。

確かにこれらを理解していないと日本史の理解はきわめて困難。教える側の人間(高校教師、大学教員)もおそらく理解していないだろうと思われるので、この本で賢くなってしまいましょう。

だいたい『逆説の日本史』の内容の使いまわしなので、私の場合アタマを整理しながら読んでいきましたが、たまに盲点をつかれたりしました。

たとえば、三世一身の法(723年)と墾田永年私財法(743年)がなぜ 20年しか離れていないか気にしてました?

三世一身は自分の孫の世代まで私有が許されるわけですが、いくらなんでも 20年後に破綻するはずはないですね。自分が耕した田が認定されて孫が死ぬまで、あの時代でも 40年はかかるでしょう。

没収されたひ孫の不平が全国で相当たまるまで相当の年月が必要ですよね。奈良時代は 7歳くらいで結婚して子供をもうけて 10歳くらいで死んでいたのなら 20年で OK かもしれませんが。

*

『逆説の日本史』を読んでいない人は毎ページ目からウロコが落ちるかもしれませんよ。

関連記事

逆説の日本史 21 幕末年代史編4: 高杉晋作と維新回天の謎 (小学館文庫) / 井沢元彦

###

関連記事

臨安水滸伝 / 井上 祐美子

臨安水滸伝 臨安水滸伝 (中公文庫) 井上 祐美子 by G-

記事を読む

血脈の世界史 / 児嶋由枝(2)

★★★☆☆ 以前も紹介した本ですが、また読み返してみました。 王家も歴史を見れば、今にも続く

記事を読む

韓国人による沈韓論 / シンシアリー

韓国人による沈韓論 (扶桑社新書) シンシアリー 扶桑社 2014-08-31

記事を読む

世界恐慌2.0が中国とユーロから始まった / 藤井厳喜

世界恐慌2.0が中国とユーロから始まった posted with amazle

記事を読む

やさしいバイオテクノロジー 血液型や遺伝子組換え食品の真実を知る / 芦田嘉之 (2)

やさしいバイオテクノロジー 血液型や遺伝子組換え食品の真実を知る (サイエンス・

記事を読む

歴史の夜咄 / 司馬 遼太郎、 林屋 辰三郎 (2)

歴史の夜咄 (小学館ライブラリー) 司馬 遼太郎 林屋 辰三郎 小学館 19

記事を読む

質問する力 / 大前 研一

質問する力 (文春文庫) 大前 研一 文藝春秋 2005-03-10 売り上げ

記事を読む

特選 星降る夜のパソコン情話―Linux狂騒曲 / 中村正三郎

特選 星降る夜のパソコン情話―Linux狂騒曲 中村 正三郎 ビレッジセンター

記事を読む

不動産というバケモノ / 別冊宝島編集部

不動産というバケモノ (宝島社文庫) 別冊宝島編集部 宝島社 2000-04

記事を読む

デフレの正体 経済は「人口の波」で動く (角川oneテーマ21) / 藻谷 浩介

デフレの正体 経済は「人口の波」で動く (角川oneテーマ21) 藻谷 浩介

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目です

楽して得た富は国を滅ぼすのか──「豊かさの呪い」を考える

今日はマジな話をしてみます。 石油が湧き、金銀が流れ込む

やっぱり頼りになる Claude

AI に描かせた画像ファイルが 2000枚を超え、そのうち 3840x

尾形月光 第1巻&第2巻

Etsy.com で、尾形月耕の版画集のデジタルダウンロー

MetaのAI

Meta も AI を提供していて Meta AI と言います(そのま

吉田博作 日本の木版画 132枚セット

吉田博の木版画132枚セットを844円でゲット Etsyで「

→もっと見る

  • アクセスカウンター
PAGE TOP ↑