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日本史真髄 (小学館新書) / 井沢 元彦

公開日: : 読書

日本史真髄 (小学館新書) 日本史真髄 (小学館新書)
井沢 元彦
小学館 2018-08-03
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★★★☆☆

著者のライフワークである『逆説の日本史』シリーズのエッセンスを凝縮してまとめた ”副読本”。

「ケガレ」「和」「怨霊」「言霊」「朱子学」「天皇」を正しく理解していないと日本史の本質が理解できないというのが著者の主旨。

確かにこれらを理解していないと日本史の理解はきわめて困難。教える側の人間(高校教師、大学教員)もおそらく理解していないだろうと思われるので、この本で賢くなってしまいましょう。

だいたい『逆説の日本史』の内容の使いまわしなので、私の場合アタマを整理しながら読んでいきましたが、たまに盲点をつかれたりしました。

たとえば、三世一身の法(723年)と墾田永年私財法(743年)がなぜ 20年しか離れていないか気にしてました?

三世一身は自分の孫の世代まで私有が許されるわけですが、いくらなんでも 20年後に破綻するはずはないですね。自分が耕した田が認定されて孫が死ぬまで、あの時代でも 40年はかかるでしょう。

没収されたひ孫の不平が全国で相当たまるまで相当の年月が必要ですよね。奈良時代は 7歳くらいで結婚して子供をもうけて 10歳くらいで死んでいたのなら 20年で OK かもしれませんが。

『逆説の日本史』を読んでいない人は毎ページ目からウロコが落ちるかもしれませんよ。

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