昆虫惑星 / 横山 光輝
昆虫惑星 (講談社漫画文庫―横山光輝SF傑作選) 横山 光輝 講談社 2003-01 |
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横山光輝さんは私の実家のある神戸市須磨区出身。
いわゆる郷土の英雄です。
この本は4つの小品のアンソロジー。
この文庫は 2003年発売ですが、収められた作品はどれも1970年代後半~1980年に書かれたもの。
- 『ポイント4』 艦船や航空機が突然消失する海域にある古代人のテクノロジーによる次元転移装置の存在を知った人類は超能力者のチームを派遣する
- 『昆虫惑星』 ある惑星に着陸した調査団が見たものは、昆虫が支配する荒涼とした大地。この惑星はかつて高度な文明を持った美しい星であったが・・・
- 『宇宙船マゼラン』 地球防衛軍の最新宇宙船マゼラン号に配属された士官候補生・草刈通は、処女航海中の宇宙バトルで船長や仲間を失う。宇宙の落とし穴=ブラックホールにからめとられた彼の作戦は・・・
- 『91衛星(サテライト)SOS!!』 骨が転がり砂漠化した惑星の軌道にある人工衛星。母星では人類が滅んでしまったのだが、衛星ではまだある機械が作動していた。
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私が高校性の頃の作品ですが、あの頃は少年漫画はほとんど読んでいませんでしたので、今読むととても新鮮ですね。
内容はかなり古くさいですが、SFの初心者にはちょうどいいかもしれません。
オチに奇妙な味があるのがいいですね。「マーズ」ほどのインパクトはありませんが。
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