中国大破綻 / 宮崎正弘
公開日:
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最終更新日:2018/11/19
読書
★★★☆☆
2015年1月の本。
プロローグ:未曾有の経済成長と大挫折
第一章:なにが本当の危機なのか
第二章:軍拡が中国を滅ぼす
第三章:社会不安と独裁の限界
第四章:世界から孤立する中国
第五章:道徳が消え、モラルが崩壊した
エピローグ:そして中国から誰もいなくなる
となっており、これでもかこれでもかという不動産投資の失敗の実例が出てきます。このあたりは著者の他の本よりずいぶん詳しいです。
おもしろいのは「嘘」という中国語には日本語の「ウソ」の意味がないというところ。中国語では「詐話」とか「詭話」というらしい。
生まれてから死ぬまでウソをつくのが中国人の DNA とも書いてありますが、隣の国にも同じ DNA があるようで。
陳破空さんの著書には「中国の歴史は正義が悪に勝つことはなく、最後はいつも悪が正義に勝ち」と言い切っておられます。
だから最悪の共産党が現在中国を支配していると著者は言い、その中でも最悪のシュウキンぺーが勝ち残っているのだと。
おかげでどんどん中国が崩壊していっているわけですが、そのうちまた混迷の「世紀末」が彼の地に訪れ、新しい王朝(決して民主主義国家ではない)が生まれるのでしょう。
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