中国崩壊で日本はこうなる / 宮崎正弘、大竹愼一、加藤鉱
公開日:
:
読書
李白社
売り上げランキング: 466,783
★★★☆☆
2015年1月の本。
大竹氏は知らない人だが、ファンドマネージャーらしい。この人の意見は今ひとつ根拠がわからないところがある。
この人に限らずファンドマネージャーの経験ってあんまり普遍性がないと思います(結局のところ後付け、こじつけが多い)。
加藤鉱氏の著作も読んだことはないが、この本ではオブザーバー的存在。
内容は中国の歪んだ経済について一通り解説しており、なかなか読みやすい。
ちょっとおもしろいなと 思ったのは、習近平以外にも中国国民(貧しい者のほとんど)が毛沢東時代への回帰願望を持っているということ。貧富の差のある発展した状態よりみんなが等しく貧乏な状態のほうがいいと思っているそう。
でも大乱が起きて今度は自分がのし上がることも望んでいるという二律背反性を持っている人が多いとか。
平和的に「みんな貧乏な国」に戻ってくれるのが、周辺国の望みなのですけれど。
関連記事
###
関連記事
-
-
金持ちになる男、貧乏になる男 / スティーブ・シーボルド
金持ちになる男、貧乏になる男 スティーブ・シーボルド 弓場 隆 サンマーク出版
-
-
読むクスリ〈2〉 / 上前淳一郎
読むクスリ2 上前淳一郎 読むクスリ (Part2) 上前 淳一郎 文藝春秋
-
-
陰謀の日本中世史 / 呉座勇一 (2)
「陰謀の日本中世史 / 呉座勇一 」の続きですが、同じ著者の手になる『応仁の乱』では載っていなかった
-
-
日本人だけが知らない「本当の世界史」古代編 / 倉山満(4)
★★★★☆ 昨日の「日本人だけが知らない「本当の世界史」古代編 / 倉山満(3)」の続き
-
-
非韓五原則 −こっち見んな 来んな 居座んな− / 某国のイージス
非韓五原則 −こっち見んな 来んな 居座んな− 某国のイージス アイバス出版 2
-
-
背徳のクラシック・ガイド / 鈴木淳史
背徳のクラシック・ガイド (新書y 225) posted with amaz
-
-
ヒゲオヤジの冒険 / 手塚 治虫
ヒゲオヤジの冒険 (河出文庫―手塚治虫漫画劇場) 手塚 治虫 河出書房新社
-
-
「未納が増えると年金が破綻する」って誰が言った? / 細野 真宏
「未納が増えると年金が破綻する」って誰が言った? ~世界一わかりやすい経済の本~
-
-
FX 「シグナル」を先取りして勝つ! -稼ぐ人はなぜ相場の動きを読めるのか? / 松田 哲
FX 「シグナル」を先取りして勝つ! -稼ぐ人はなぜ相場の動きを読めるのか?-







