世界と日本経済大予測2020 / 渡邉哲也
公開日:
:
読書
★★★★☆(いい本です)
2020年1月の新刊。
コロナはさすがにまだ出てきていませんが、その直前の世界情勢を正しく描画しています。
第1章の「米中対立は終わらない」ではアメリカはチャイナを完全に叩き潰すであろうということが書かれています。
第2章でその結果チャイナは鉄のカーテンならぬ竹のシャッターをおろすことになるでしょうと述べています
第3章では「いよいよ危ない中国経済」で、今がチャイナから引く最後のチャンスということを説明。
第4章で韓国経済の滅亡を予言し、韓国は陸の孤島化すると述べています。半島が事実上の孤島に変わるということですね。
第5章の「EUは世界の火薬庫となるか」で、EU の衰退はまだまだ続くので、英国を日米陣営にしっかり引き込まないといけないということが書かれています。
第6章「令和に真価が問われる日本経済」では最大の敵は「日本企業」と書かれていますが、既得権益でがんじがらめになった今の経営陣の考え方を変えられるかが大きなポイントとなってくるようです。
*
まあ、だいたい知っていることでしたが、体系的にまとめられており、知識の整理になりました。
###
関連記事
-
-
割安成長株で2億円 / 弐億貯男
★★★☆☆ 著者は「弐億貯男」というハンドルネームのサラリーマン投資家。 このハ
-
-
清潔はビョーキだ / 藤田 紘一郎
清潔はビョーキだ (朝日文庫) 藤田 紘一郎 朝日新聞社 2001-01 売り
-
-
なぜ「反日韓国に未来はない」のか / 呉善花
なぜ「反日韓国に未来はない」のか(小学館新書) 呉善花 小学館 2013-12-
-
-
嘘だらけの日仏近現代史 / 倉山 満
嘘だらけの日仏近現代史 (扶桑社新書) posted with amazlet
-
-
人生を変えた時代小説傑作選 (文春文庫) / 山本一力, 縄田一男, 児玉清
人生を変えた時代小説傑作選 (文春文庫) 山本 一力 縄田 一男 児玉 清 文藝
-
-
日本の国家破産に備える資産防衛マニュアル / 橘 玲
日本の国家破産に備える資産防衛マニュアル 橘 玲 ダイヤモンド社 2
-
-
株とFX 3日でプロ並みにチャートが読めるようになる / 間地秀三、山根亜希子
★★★☆☆ 2006年の本で、あまり期待していませんでしたが、内容はわかりやすくてまと
-
-
街道をゆく (5) モンゴル紀行 (朝日文芸文庫) / 司馬遼太郎
街道をゆく (5) (朝日文芸文庫) 司馬 遼太郎 朝日新聞社 1978
-
-
中国崩壊後の世界 (小学館新書) / 三橋貴明
中国崩壊後の世界 (小学館新書) 三橋 貴明 小学館 2015-12-01 売
- PREV
- 東海林のヒミツ
- NEXT
- 山根亜希子のハイブリッドFX







