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東海林のヒミツ

公開日: : 読書

東海林を「しょうじ」と読むのが当たり前と世の中の人は思っているようです。

東海林太郎、おそるべし。

でも以前の記事「名字でわかる 日本人の履歴書 なぜ東日本は「佐藤」「鈴木」が、西日本は「田中」「山本」が席巻したのか (講談社+α新書) / 森岡 浩 」で紹介したこの本の p174 にはこのことに関してこう書いてあります。

東海林はもともと「とうかいりん」という名字で山形県付近が発祥。

ここの一族が秋田県で荘園の管理をすることになった。

そのときの職名(荘司?=しょうじ)を東海林の読みにあてたのが「東海林=しょうじ」の始まり

山形では今でも東海林の91%が「とうかいりん」。宮城でも「とうかいりん」が多い。

それに対して秋田では99%が「しょうじ」

東海林という名字の分布は関東にほぼ限られており、全国(≒関東全域)では「しょうじ」57%、「とうかいりん」43%

ですから「東海林はしょうじと読むのが当たり前」とは断言しにくいようですネ。

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