伝統芸能の弱点
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八幡和郎先生だったと思うが、「歌舞伎などの伝統芸能のうち、一子相伝などで一族の男子に限定して継承していくものは、芸術としては大したことがないのではないか」という意見を披露しておられました。
確かに。
落合博満の息子のフクちゃんが不動の4番バッターで、桑田真澄の息子の Matt が不動のエース・・・なんていうプロ野球だったら誰が観たいと思うかという話ですね。
たとえ初代が偉くてすごい才能があったとしても、世代を進めるたびにその遺伝子は半分ずつ失われていくわけですからね。
と言うことは、すべての家業(政治家、医師・・・)も同じということですね。
*
名家と呼ばれる商家は息子に継がせるのではなく、娘を優秀な部下に娶らせるので、そこそこ優秀な子孫を残せるのです。
つまり優秀な他の血を受け入れる。
そうやって「劣化」を防いで長く続いてきたわけですね。
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