Netflixアニメ 『PLUTO』
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日記
手塚治虫の代表作「鉄腕アトム」の「地上最大のロボット編」を浦沢直樹がリメイクしたマンガに『PLUTO』があるそうですが、それを Netflix がアニメ化して放送しています。
全部で 70分×8回くらいで結構長いので今まで手を出していませんでしたが、先週に仕事の合間や昼食時に続けて観てしまいました。
手塚治虫の原作マンガはずいぶん昔に読んだきりですが、原作の流れを押さえつつ浦沢直樹が丁寧に発展させているのが気に入りました。
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ネタバレになるのであまり内容には触れませんが、あらすじは 中東の王国でダリウスという国王が大量破壊兵器(ロボット)を有して何かを企んでいるということで国連軍が調査隊を派遣したというところから始まります。その調査隊の報告で国連が空爆し、王朝は倒れ民主化されます。ダリウスは投獄され裁判を受けています。
この状態で、調査隊に参加した科学者が次々と変死を遂げていき、科学者たちが作った世界最高のロボット7体(アトム含む)もプルートゥに破壊されていきます。
当初はゲジヒト刑事という世界最高のロボット1体が主人公のようですが、途中で彼が倒され、アトムが主人公に。そのアトムも倒され・・・
話の展開がさすが浦沢流で、最後まで飽きさせないのがすごいです。
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ネタバレですが、ダリウスが大量破壊兵器を持っていたというのは虚偽で、そのダリウスの無念をはらすために連続殺人&連続破壊が起きたというのが真相です。
フセイン政権に対して国連がやったことをモチーフにしているわけですが、ダリウスの真の目的は砂漠を緑化すること(花咲く大地にする)だったというのは浦沢流の皮肉な設定ですね。
ダリウスの人相が悪いので戦争準備の疑いが深まったわけで、独裁者の人相は非常に重要だということに気づかされました。
現在の現実世界でも 独裁者の面々の人相を見るに いずれもよいとは言えないのですが、そんなことで戦争が始まるのは御免被りたいです。
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