FX MACD+フィボナッチ勝率アップの法則 / 平田 啓 (2)
FXチャート分析 マスターブック FX MACD+フィボナッチ勝率アップの法則 (FXチャート分析マスターブック)
平田 啓 実業之日本社 2014-01-31 売り上げランキング : 22958 by G-Tools |
★★★★☆
以前に紹介したFX チャート分析の本。
網羅的ではないので、初心者にはもう一つでしょうか。
この本の特徴としては、パラメータを変えた 3本の MACD を使った MACD バーというインディケーター を紹介していることでしょうか。
3つのパラメーターを短期MACDでは (6,19,6)、中期では標準的な (12,26,9)、長期では (19,39,9) に設定しています。
面白そうなので、自動売買用のプログラム(EA)にしてみました。
本のままの原法ではなかなかうまくいきませんので、エントリの条件を MACD がゼロより大きいときに買いのみ、小さいと売りのみという条件に改良。
ドル円の 1時間足で プロフィットファクター 1.55、勝率 39.42% くらいの成績が出ました(2013年3月~2014年12月)。
今年の春くらいからの長期の中だるみをなくせばよさそうですが、この頃はトレンドがないことが結構多いときのようで、すんなり儲けることは難しそうです。
むしろよけいなエントリをしないようなフィルタをかけることにしますかね。
フィルタをかける前のソースはこちら(↓)。
プログラムソース yasciiMACD_3cross01.mq4 (MetaTrader4 用)
//マジックナンバーの定義 #define MAGIC 42511 //パラメーターの設定// extern double Lots = 1.0; //取引ロット数 extern int Slip = 10; //許容スリッページ数 extern string Comments = ""; //コメント extern int Fast_EMA_Period1 = 6; extern int Slow_EMA_Period1 = 19; extern int Signal_Period1 = 6; extern int Fast_EMA_Period2 = 12; extern int Slow_EMA_Period2 = 26; extern int Signal_Period2 = 9; extern int Fast_EMA_Period3 = 19; extern int Slow_EMA_Period3 = 39; extern int Signal_Period3 = 9; //変数の設定// int Ticket_L = 0; //買い注文の結果をキャッチする変数 int Ticket_S = 0; //売り注文の結果をキャッチする変数 int Exit_L = 0; //買いポジションの決済注文の結果をキャッチする変数 int Exit_S = 0; //売りポジションの決済注文の結果をキャッチする変数 double MACD_MAIN1_1 ; double MACD_SIGN1_1 ; double MACD_Value1_1 ; double MACD_MAIN1_2 ; double MACD_SIGN1_2 ; double MACD_Value1_2 ; double MACD_MAIN1_3 ; double MACD_SIGN1_3 ; double MACD_Value1_3 ; int start() { if (Volume[0]>1 || IsTradeAllowed() == false) return(0) ; MACD_MAIN1_1 = iMACD(NULL, 0, Fast_EMA_Period1 , Slow_EMA_Period1, Signal_Period1, PRICE_CLOSE, MODE_MAIN, 1 ); MACD_SIGN1_1 = iMACD(NULL, 0, Fast_EMA_Period1 , Slow_EMA_Period1, Signal_Period1, PRICE_CLOSE, MODE_SIGNAL, 1 ); MACD_Value1_1 = MACD_MAIN1_1 - MACD_SIGN1_1 ; MACD_MAIN1_2 = iMACD(NULL, 0, Fast_EMA_Period2 , Slow_EMA_Period2, Signal_Period2, PRICE_CLOSE, MODE_MAIN, 1 ); MACD_SIGN1_2 = iMACD(NULL, 0, Fast_EMA_Period2 , Slow_EMA_Period2, Signal_Period2, PRICE_CLOSE, MODE_SIGNAL, 1 ); MACD_Value1_2 = MACD_MAIN1_2 - MACD_SIGN1_2 ; MACD_MAIN1_3 = iMACD(NULL, 0, Fast_EMA_Period3 , Slow_EMA_Period3, Signal_Period3, PRICE_CLOSE, MODE_MAIN, 1 ); MACD_SIGN1_3 = iMACD(NULL, 0, Fast_EMA_Period3 , Slow_EMA_Period3, Signal_Period3, PRICE_CLOSE, MODE_SIGNAL, 1 ); MACD_Value1_3 = MACD_MAIN1_3 - MACD_SIGN1_3 ; //買いポジションのエグジット if( MACD_Value1_1 <0 && MACD_Value1_2 <0 && ( Ticket_L != 0 && Ticket_L != -1 )) { Exit_L = OrderClose(Ticket_L,Lots,Bid,Slip,Red); if( Exit_L ==1 ) {Ticket_L = 0;} } //売りポジションのエグジット if( MACD_Value1_1 >0 && MACD_Value1_2 >0 && ( Ticket_S != 0 && Ticket_S != -1 )) { Exit_S = OrderClose(Ticket_S,Lots,Ask,Slip,Blue); if( Exit_S ==1 ) {Ticket_S = 0;} } //買いエントリー if( MACD_Value1_1 >0 && MACD_Value1_2 >0 && MACD_Value1_3 >0 && MACD_MAIN1_3 >0 && ( Ticket_L == 0 || Ticket_L == -1 ) && ( Ticket_S == 0 || Ticket_S == -1 )) { Ticket_L = OrderSend(Symbol(),OP_BUY,Lots,Ask,Slip,0,0,Comments,MAGIC,0,Red); } //売りエントリー if( MACD_Value1_1 <0 && MACD_Value1_2 <0 && MACD_Value1_3 <0 && MACD_MAIN1_3 <0 && ( Ticket_S == 0 || Ticket_S == -1 ) && ( Ticket_L == 0 || Ticket_L == -1 )) { Ticket_S = OrderSend(Symbol(),OP_SELL,Lots,Bid,Slip,0,0,Comments,MAGIC,0,Blue); } return(0); }
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