Onkyo プリメインアンプA-973
公開日:
:
オーディオ

Onkyo のデジタルプリメインアンプA-973 です。
ヤフオクで 5500円で落札したもの。
2007年発売で、定価 50000円。この価格帯ではナンバーワンという評価でした、
- 定格出力:40W+40W/8Ω
- アナログ入力:5系統
- スピーカー出力:2系統
消費電力 63W と小さく、重量も 7.3kg と軽量です。
音はなかなか素晴らしい。
デジタルアンプの中では PWM 方式にあたります。デジタル入力がないので、
- アナログソースを A/D 変換(PWM 変調)
- スイッチングパワーデバイスにて増幅
- LPF で D/A 変換
というシンプルな構成ですが、A/D 変換の段階で VL Digital という ONKYO 独自の方式を使っているのがポイントです。
VL Digital は原理上、量子化ノイズを確実に低減できるのでデジタル技術の根本を押さえたいい方式と思います。
*
音質はクリア、低域はスッキリとして軽い(速い)印象。高域の分解能はほどよいです。
まあ、50000円としては出来すぎの音ですが、もし 100000円クラスで販売していたなら「もうちょっと低域の底力がほしい」とか「粘りがなさすぎる」とか思う人もいるでしょう。
昔のデジタルアンプと比べるとそれらの欠点をうまく潰しているなと思います。
*
出力が小さいのですが、大きなウーファーを駆動しなければ十分でしょう。
デジタル入力がないですが、最新の外付けの DAC(数千円でいいものあり)を使えば、この頃(2007年頃)の内蔵 DAC よりもいい音になることが多いので問題ありません。
一番ありがたいのは入力が 5系統もあるってことです。
スピーカー出力 2系統も嬉しいですね。
アナログ出力もあるので 3Dウーファー(アンプ内蔵)を使うのにも問題ありません。
入出力が 1系統しかないアンプは不便なことが多いですね。
スイッチ類の操作感も高級感を感じます。
関連記事
###
関連記事
-
-
デジタルアンプ LXA-OT1
完成基盤に足とプラカバーを付けた勇姿!? 2012年1月号の「ステレオ」誌におまけで付
-
-
SC-E727 修理
* 修理ってほどのものではありませんが、向かって右側面の化粧板(柔らかいシールではなく
-
-
Sansui AU-α607KX / 607シリーズの異端児
Sansui AU-α607KX[/caption] * NM-LAPT をパワー
-
-
ラックスマン製デジタルアンプLXA-OT3 到着
stereo (ステレオ) 2014年 1月号 音楽之友社 2013-12-1
-
-
【ヤフオク】シャープ1bit アンプ SD-CX10 到着
SD-CX10 はシャープが2002年3月に出した ΔΣ変調 1ビットデジタルアンプ技術を搭
-
-
音楽レコードについて(2)
以前の記事「音楽レコードについて」の続きです。 レコード製作の最初の段階はカッティングマシンで
-
-
ELEGIANT Bluetooth パワーアンプ ゴールド (2)
ELEGIANT Bluetooth 2チャンネル パワーアンプ ステレオ スピーカ
-
-
プリメインアンプ ONKYO Integra A-817GT について
本日、家人の買い物の付き添い(つまり運転手)のおり、中古ショップのハードオフに寄りました。
-
-
中古プリメインアンプの買い方
■音質が気にならない方 AV アンプの中古を狙いましょう。まともなオーディオアンプとしては扱わ






