王朝の栄枯盛衰のメカニズム
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最終更新日:2021/08/31
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歴史をみると、日本以外の国ではかなり頻繁に王朝が変わりました。
- 英雄が生まれて統一に成功、初代王(征服王)となる
- 英雄は色を好む、特に若くて美人を好む
- 美人の遺伝子は立国したり王国を富ませたりするのに役立つ資質とはほぼ無関係
- その結果、子供の遺伝子には半分しか英雄の資質が含まれない
- 孫の遺伝子には 1/4、ひ孫の遺伝子には 1/8、つまりその子孫には (1/2)^N の資質しか伝わらない
- 10代あとにはおよそ 1/1000・・・これでは凡人と変わらない
- しかも臣下たちは かつぎやすいバカ殿を好むので、兄弟のうち最も劣悪なものが位を継ぐことがしばしばある
ということで、通常は 10代もたたずに王国は滅亡するのですね。
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女系の王族が有力な諸侯(たいてい悪賢い)と結婚して優秀な後嗣を得るシステムのほうが、遺伝子レベルで考えても王朝が続きやすいのです。
代を重ねても常に 1/2 は優秀な遺伝子を(男親から、つまり外から)受け継いだ子供が生まれるわけですから、男系相続よりはるかにまし。
何世紀も続いている日本の老舗旅館や商家も女系相続のことがほとんどで、娘が優秀な婿取りを行って家業を守っていくのです。
トップが無能者ではどんな組織も滅びますからね。
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あ、日本の天皇家は男系でいいのです。
実権をお持ちでないことにより、相当まずいことを起こしあそばれても、日本国自体にはなんの影響もないからです。
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