日本史が面白くなる「地名」の秘密 / 八幡和郎
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読書
またまた八幡先生の著書。
「日本史が面白くなる」シリーズの1冊。
いろんな時代のいろんな出来事と地名を結び付けての博覧強記ぶりを披露されています。
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京都に対する秀吉の再開発の件は部分的に知っていましたが、体系的に知れたのはありがたかったです。
それと利根川東遷により東京の地名や区割りがどのように変わったかが結構面白かったです。
東京府があったことは知っていましたが、東京市もあったことは迂闊にも知りませんでした。
昭和18年に東京府が東京市を吸収する形で東京都ができたんですね。
昭和23年にかつての東京市の部分に 23区が制定されたということです。
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以上、常識として知っておいたほうがいいことが、ページ数にしてはかなり大量に詰まっている本です。
チコちゃんにいきなり訊かれても「つまんねえヤツだな~」と言われるようになりたい方は必読かも。
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