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ラ・フォル・ジュルネびわ湖2014 最終日午後のみ参加

公開日: : 最終更新日:2016/08/22 音楽

今年もラ・フォル・ジュルネびわ湖が 4/27-29 の3日間開催されていました。

昨日は仕事、一昨日は野暮用があり、本日最終日のみ参加しました。

ラ・フォル・ジュルネジャポン(ラ・フォル・ジュルネの日本版)も今年で10周年。

日本での会場も東京(2005~)、金沢(2008~)、新潟(2010~)、大津(2010~)、鳥栖(2011~)と増えていますが、このところ伸び悩み。

あまり増えても移動が大変ですからね。

今年のテーマは「ウィーンとプラハ」。

ほとんどがブラームスとドヴォルザークですね。あとちょっとのヨハン・シュトラウスII。

ブラームスだけでは客は呼べないので、ドヴォルザークとのタッグ。これでは暗すぎるのでワルツでもかますか、というところでしょうか。

ネタがつきたかな。

日本人向けの独自企画もなかなかやりにくいでしょうが、来年はどどんと一発ホームランを狙って欲しいですね。

あいにくの雨で、客入りはイマイチです。

私の見たのは2つの大ホール用のプログラム。

29-L-2 ドヴォルザーク チェロ協奏曲

演奏はアレクサンドル・クニャーゼフ(チェロ)、園田隆一郎指揮、日本センチュリー交響楽団でした。

最初は園田隆一郎指揮の日本センチュリー交響楽団のみで「序曲 わが故郷」 を演奏。

その後、クニャーゼフが登場し、おめあてのドボコンを。

アンコール曲はクニャーゼフのパガニーニ「カプリース13番」。

アレクサンドル・クニャーゼフ

アレクサンドル・クニャーゼフ(チェロ)

クニャーゼフの坐ったところに置かれた木製の台は高さが10cmくらいでした。

底面がなく、セッティングのときに中が見えましたが、後面が開放されていました。

共鳴箱の働きをするのでしょう。奥行きは 150-200cmはありそうですから最低の共鳴周波数は 43-65Hzとなりそうです。

29-L-3 スメタナ:モルダウ + ブラームス:ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲

ジャン=ジャック・カントロフ

ジャン=ジャック・カントロフ

ジャン=ジャック・カントロフがヴァイオリンでなく、指揮者として登場。ちょっとガッカリ。

ソリストはドミトリー・マフチン(ヴァイオリン)+アレクサンドル・クニャーゼフ(チェロ)。

オケはシンフォニア・ヴァルソヴィアというポーランドのオケ。メニューインが設立したということです。

演奏はパワフルかつ繊細で、なかなか堪能しました。

カントロフのタクト裁きはなかなか流麗。

ドミトリー・マフチン(ヴァイオリン)

ドミトリー・マフチン(ヴァイオリン)

マフチンはカントロフといっしょではやりにくいのではないかな、と思いましたが。

あとはキオスク(メインロビー)で行われた無料公演を2つ観ました。

小谷口直子(クラリネット)、塩見亮(ピアノ)のブラームス「クラリネットソナタ第一番」

小谷口直子

小谷口直子(クラリネット)

小谷口直子さんは京都市交響楽団の主席クラリネット奏者。

塩見亮

塩見亮(ピアノ)

びわ湖ホール声楽アンサンブル

去年より5人増えたとかで、男女の数の比率が1:1に近づいていました。

昨年は女性が3人くらい多かったような・・・

今回は全3曲。

「美しく青きドナウ(邦訳詞)」とブラームスの「ジプシーの歌」と「トリッチ・トラッチ・ポルカ」。

最後のトリッチ・トラッチ・ポルカの邦訳歌詞が面白かった。

びわ湖ホール声楽アンサンブル

今年は参加できるかどうかわからなかったので、事前にこの日記で紹介はいたしませんでした。

スポンサーも客足も減少傾向かもしれません。

来年は盛り上げるべく(ビビビの微力ですが)、努力したいところです。

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