覇者の戦術_戦場の天才たち / 中里融司

覇者の戦術_戦場の天才たち (新紀元文庫) 覇者の戦術_戦場の天才たち (新紀元文庫)
中里 融司
新紀元社 2013-11-08
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★★★☆☆

戦争では戦略の方が重要というのが常識で、戦術はずいぶん下に見られているようですが、実際の勝敗はやってみないとわからない。

そういう不確定要素も含めて勝利に導くのが戦術の重要なゆえんでしょう。

この本では戦術の歴史的な変遷に重点を置いて語られています。

  1. 戦車(エジプトや古代中国)から騎兵(ヒッタイト、ペルシャ)への変遷
  2. あるいは戦車、騎兵から重装歩兵(ギリシャ、ローマ)への変遷
  3. さらにオーダーミックス軍団(カルタゴ、マケドニア)への変遷
  4. 中世になり戦術は後退し、重装騎兵(騎士)重視への退化
  5. 軽装騎兵軍団(モンゴル)の台頭
  6. 火器の発達により、オーダーミックス軍団(ナポレオン、フリードリヒ、グスタフ・アドルフなど)の復活

 

私はこの方面には断片的な知識しかなく、戦術という観点から歴史を見てこなかったので、とてもおもしろかったです。

戦術というのは 戦略よりのシスティマティックな部分と、実際の臨機応変な運用の部分からなるんだなとわかりました。

入門書としてはとてもよくできていると思います。

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