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愚韓新論 / 三橋貴明

公開日: : 読書

愚韓新論 愚韓新論
三橋貴明
飛鳥新社 2014-02-22
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★★★★☆(正論)

韓国の”反日”はこれがないと国が崩壊するので、止めようがない。

じゃあ、日本としてはもう付き合わなくてもいいよね。

アベちゃんの言うとおりです。

でも反日しようがしまいが、韓国は滅びの道をひたすら走っているのです。

韓国の未来

この本を読むと、韓国はどうなっていくのかが予測できます。

そろそろ翳りの見えてきたグローバリズム(というかアメリカニズム)にどっぷりつかった韓国はもはやそこから抜け出せません。

今の韓国は国民の富を財閥が吸い上げて、アメリカなど他国の株主に巨額の配当を支払っています

法律もなにもあったものではないような国のくせに、50ヶ国あまりと FTA を結んで がんじがらめになっているからです。

FTA や TPP には特有の ISD 条項があるおかげで、パクリからなにから訴訟はアメリカンスタンダードに行われるようになっていきます。

サムソンの抱える 5000以上の訴訟など韓国企業はどう乗り切れるか微妙なところでしょう。

訴訟以外にも、韓国の輸出モデルは「部品を輸入して組み立てて輸出」という、ほかの国でも可能なモデルです。

アセアン諸国でもアフリカでも可能。

中国ではすでに韓国企業はあと 1-2年で不要になるという人もいます。韓国補完計画の完成ですね。

FTA でおのれの製品をどんどん輸出しようともくろんだ韓国ですが、ウォン高にひっくり返ったので逆に海外の安い製品がどんどん入ってきて輸入が増大。思惑とは逆の方向に。

まあ、同じ製品を海外では安く国内では高く販売して輸出を伸ばしてきた韓国ですから、国民は高くてひどい国産品より安くて上質な海外製品を買うのは当たり前。

このようにグローバリズムにしっかり絡み取られた韓国は、すでにグローバル経済の植民地になってしまっています。

日本にとっては「わかりやすい他山の石」として、おのれの道を突き進んでいくのがいいでしょう。

2度目の IMF 危機に陥ったときには、韓国にはいつものように日本から援助を受けたりせずに、ぜひともオノレの力のみでゼロから立ち直っていただきたいです。

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