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歴史の零れもの (光文社文庫) / 司馬 遼太郎

公開日: : 読書

歴史の零れもの (光文社文庫) 歴史の零れもの (光文社文庫)
司馬 遼太郎 日本ペンクラブ
光文社 1994-03
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★★★☆☆

オムニバスの歴史エッセイ集。

収録作品

  1. 武者修行について(吉川英治)
  2. 毛利元就(城山三郎)
  3. 織田信長(隆慶一郎)
  4. 利休の切腹(原田伴彦)
  5. 千姫の恋(高柳光壽)
  6. 堀部安兵衛(池波正太郎)
  7. 大岡忠相(綱淵謙錠)
  8. 志士と経済(服部之総)
  9. 見廻組のこと(司馬遼太郎)
  10. 海舟・鉄舟・泥舟(森銑三)
  11. 夜嵐おきぬ(矢田挿雲)
  12. 真説・”座頭市”物語(子母澤寛)
  13. 侍(秦恒平)
  14. 淫女と豪傑(武田泰淳)
  15. 燕人燕語(花田清輝)
  16. 暗殺教団(三好徹)
  17. パリ革命散歩(安達正勝)

感想

#7 で面白かったのは、大岡忠相(越前守)は下した判決にはさほど大したものがなく、実際は能吏として一生を終えたという史実。

#12 では座頭市には名前が「市」という全盲・・・ほんもののモデルがいた。

#14 では水滸伝の武松のくだりを淫女の面から見たのが金瓶梅ということを気付かされてくれました。今まで気づいていなかった。

#15 でも武松の話が出て来るが、ここでの燕人とは張飛のこと。

#16 では山の老人(イスマイリ派ニザリ暗殺教団)の話。ハッシシを使うという暗殺教団は昔から有名(ゴルゴ13にも登場)ですね。

イスマイリ派はモンゴルに滅ぼされたあと再興しインドに渡り、アガ・カーンという藩王に教団の長を譲り、その息子がアメリカのセックスシンボルであったリタ・ヘイワースを金で釣って結婚したという・・・なんともトホホなオチ。

#17 はフランス革命の話。暗殺の天使 シャルロット・コルデーは全然知りませんでしたが、革命の怖さが実感できます。当事者はみんな気が狂って殺し合うんでしょうね。

ということで、日本史から世界史から、時代もいろいろあって、なかなか楽しめました。

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