新聞はウソつきであることを小学生のときに知った件
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最終更新日:2019/08/13
日記
私が新聞をウソつきだと思ったのは小学校6年生のとき。48年前。
当時少年野球をやっていた私は、6年の夏の神戸市少年野球大会で東須磨小学校(チーム名:西部ファイターズ)で出場して優勝しました。
プロ野球は9回ですが、少年野球は6回まで。
西代というところにある市民球場で行ったのですが、大人用の球場の外野手の守備位置の少し前を結んだところに線が引いてあり、それが小学生用のホームランを示す臨時の境界線。
ただし、外野手はこの線を踏み越えて補球してもOKでした。
決勝戦の4回表のこちらの攻撃で3番の木戸が2塁打を打ち、4番の城本がセンター前に弾き返して超俊足の木戸が帰って先取点。
5番の私がセンターにホームランを打ち、この回3点とりました。
6回の表にまた木戸の出塁、城本のタイムリーで1点を追加。
5番の私はまた同じように打ったのですが、後方に守備位置を変えていたセンター(というかこの回の私の打撃のときにセンターは守備がうまい子に交代されていました)に補給され、2打席連続ホームランにはなりませんでした。
6回裏にこちらの2番手ピッチャーの小川がレフト前にポテンヒットを打たれて1点を取られましたが、4ー1で我々の勝利。
さて、問題は次の日の毎日新聞の地元欄に「最終回に岩﨑康が本塁打を放ち」と書いてあって、「最終回でなく4回なのに、新聞がウソを書いていいのか」と強く思いました。
それからは、新聞は取材したのに間違いを書くことがあるとずっと思っていました。さすがに取材もせずにウソを書き散らかすとまでは思ってなかったですけどね。
高校は灘校に行ったので、同級生は官僚、医師、弁護士、一流企業のサラリーマンが多いのですが、同窓会で「うちの業界は新聞や TVドラマで間違いや作り話がばらまかれていて、実態を全然知られていない」と誰かがぼやくと、「こちらもや」、「うちもや」との大合唱になります。
つまり、マスコミはほぼ全ての業種にわたってウソや作り話を書いたり流したりしているのだということもかなり前から気づいていました。
インターネットを使わなくても気がついていたというところが言いたいポイントです。
今ならインターネットで、新聞やTVの間違いはあって当然ということが晒されていますので、こういう体験をしなくても難なく気がつけてしまうわけです。
時代は変わりましたね。
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