[FX] Trend Scalp ライクな自動売買プログラム(3) ysTS01e.ex4
公開日:
:
マネー
前回の記事「Trend Scalp ライクな自動売買プログラム(2) ysTS01c.ex4」をさらに改良をしてみました。
買いのエントリートリガーが「%Dラインが、20、50、80のどれかの値を上抜けしたとき」、売りのエントリートリガーが「%Dラインが、20、50、80のどれかの値を下抜けしたとき」としていましたが、これを3つの場合に分けて別々のプログラムにしてみました。
- 買いのエントリートリガーが「%Dラインが80を上抜けしたとき」、売りのエントリートリガーが「%Dラインが20を下抜けしたとき」を ysTS01e1.ex4
- 買いのエントリートリガーが「%Dラインが50を上抜けしたとき」、売りのエントリートリガーが「%Dラインが50を下抜けしたとき」を ysTS01e2.ex4
- 買いのエントリートリガーが「%Dラインが20を上抜けしたとき」、売りのエントリートリガーが「%Dラインが80を下抜けしたとき」を ysTS01e3.ex4
USDJPY 30分足 2019/8/26-12/31 1万通貨の場合では、
| ysTS01c | ysTS01e1 | ysTS01e2 | ysTS01e3 | |
| 純益 | 320.7 | 228.4 | 200.7 | 184.1 |
| PF | 2.10 | 3.25 | 2.53 | 1.95 |
| 勝率 | 43.43 | 52.27 | 56.1 | 100 |
| 回数 | 99 | 44 | 41 | 5 |
となり、三位一体の ysTS01c よりそれを3つに分けたものを足し合わせたほうが 同時発射する場合が増えるのと、パラメーターをそれぞれにフィットさせた分だけよくなりました。純益でほぼ倍ですね。
予期せぬバグも抑えられると思います。
*
しかし、ストキャスが 80を上抜けしてから買ったほうが 20や50を上抜けしてから買うより純益が高いとは意外でした。
いわゆるバンドウォークにあたる部分だけを取り出したわけでしょうが、そのときの方が値動きが大きいってことでしょうね。
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