[FX] こんな自動売買プログラムはどう?
公開日:
:
最終更新日:2021/06/15
マネー
Gogojungle というサイトで FX用の自動売買プログラムがいろいろ売られています。
すごい成績のものもあり、「これで億万長者!」という夢を見させてくれます。
残念なことにあくまで夢ですが。
他人の販売しているものにケチをつけるのもなんなので自分で売れそうなものを作ってみました。
ysPA_RSI01atest.ex4 という試作品ですが、次のような結果です。
2021/1/1-2021/6/9 ドル円 30分足 1万通貨
6戦全勝(勝率100%)、プロフィットファクター∞です。資産曲線は折れ目のまったくない直線というすばらしさ。
こういうプログラムは買いますか? 買いますよね? 私は・・・買いません(タダで作れるから、ではないですよ)。
*
じつはこのプログラムは損切りを入れていません。
つまり「勝ち」でないと売買が終了しないようになっているのです。だから勝った成績しか残らないのです。
それで、ある期間で全勝になるようなパラメーターを見つけてそれでグラフをつくっただけなんです。
これからそのパラメーターで動かしてみても、同じように勝てるかどうかは不明です。
損切りを入れていないのですが、そのため実際にポジションを持っているときもし逆行したら含み損は甚大になりえます。ヘタをすると含み損のために強制カットされるおそれもあるのです。
実際に売られているプログラムには損切り設定が入っていることがほとんどですが、損切りが事実上働かないような大きな値にしてあると、事実上は損切りしないことと同じで、「負けない」プログラムに見えてしまうのです。
含み損の期間が長いとその間に来るチャンスを逃してしまう(機会損失)のもイタいため、早く小さく負けて次のチャンスに乗れるようにすることがとても重要だったりします。
実際の運用では、「どれくらい勝つのか」よりは「負けたときはどの程度で済むのか」を重視しないといけません。
*
ということで、自動売買プログラムを買うとき、勝率やプロフィットファクターなどの勝ちの要素のチェックはもちろん、
- 少しは負けるのがいいプログラム(安全のため)
- 負けたときの金額が小さなものがいいプログラム
ということを忘れないようにしたいところです。
###
関連記事
-
-
【FX】2024年6月第1週総括
2024年6月の第1週の FXトレード(Fintokei 以外)が終わり、総括します。 まあ、
-
-
無料の自動売買プログラムの宝庫 AndreaForex
本日 AndreaForex というサイトから無料の自動売買プログラムを 236個、インジケーターを
-
-
Trend Intensity Index を使った EA
以前の記事で紹介した Trend Intensity Index(TII) という指標で作った
-
-
[FX] FX マイニング第5週
以前の記事「FX マイニング第4週 まだ復調せず」の続きで、 FX自動売買の記録です。 7/1
-
-
平均足+バンドウォーク EA(1)
昔からよく”聖杯”と言われている、バンドウォークに飛び乗るトレンドシステムの研究です。 ADX
-
-
【FX】2023年12月第一週
「【FX】2023年11月 決算」の続きです。 上はドル円の 1時間足です。今週はドル
-
-
マーフィーのスパンモデルについて
マーフィーの最強スパンモデルFX投資法 柾木 利彦 日本実業出版社 2010
-
-
[FX]前週の平均値と順張り&逆張り EA化(4) GBPJPY版のみ始動
以前の記事「前週の平均値と順張り&逆張り EA化(3) 半自動のススメ」でデモ口座で稼働させてい
-
-
2019/9/16 早朝窓開け 早起きは何文の得?
本日は日本は祝日ですが、6時に起きたので相場チェックすると、珍しくクロス円で「窓開け」が起き