日本の大問題が面白いほど解ける本 シンプル・ロジカルに考える / 高橋 洋一
![]() |
日本の大問題が面白いほど解ける本 シンプル・ロジカルに考える (光文社新書)
高橋 洋一 光文社 2010-05-18 売り上げランキング : 21597 by G-Tools |
*
高橋洋一氏は大蔵省官僚を経て、小泉政権下で経済財政担当大臣などを務めた竹中平蔵のブレーンとなった人。
埋蔵金をあぶり出したり、郵政民営化、道路公団民営化などを発案しました。
この本は 2010年の発売だが、2009年3月24日に東京の温泉施設で脱衣所のロッカーから腕時計など約30万円を盗んで、書類送検されたというニュースでもお馴染み。
元・大蔵官僚にしてはいろんな意味で異色の人で、東大理学部数学科、東大経済学部を卒業しているので、東大法科卒の官僚(数学、経済学などトンとできない)のことをクソミソにけなしているのが面白いです。
*
まあ、こんな面白い人なんですが、この本にはすごくまっとうなことが書かれています。
いかに政府や官僚が無能で、理不尽 かつ いきあたりばったりで 自分のことしか考えていない政策を行っているかがよくわかります。
*
【関連記事】
あいまいな日本の問題点がスッキリわかる本
日本の恐ろしい真実 / 辛坊治郎
###
関連記事
-
-
ローマ人への20の質問 / 塩野七生
★★★☆☆ 塩野さんの本は『ロードス島攻防記』、『レパントの海戦』、『緋色のヴェネツィア
-
-
逆説の日本史 14 近世爛熟編
逆説の日本史 14 近世爛熟編 (小学館文庫) 井沢 元彦 小学館 2011-
-
-
ギリギリまで動けない君の背中を押す言葉 / 千田琢哉
ギリギリまで動けない君の背中を押す言葉 千田 琢哉 日本実業出版社 2011-1
-
-
頭がいい人はなぜ、方眼ノートを使うのか? / 高橋政史
★★★☆☆ 私は無地のノートも好きですが、筆者はとにかく方眼ノートを使えと言います。
-
-
考える技術―一瞬で脳力がアップする! / 渡部 昇一
考える技術―一瞬で脳力がアップする! 渡部 昇一 海竜社 2008-11
-
-
金持ちになるための濃ゆい理論 / 上念 司 (1)
★★★☆☆ 上念司の新刊。 いつもフォローしているので、以前聞いたことが大半で
-
-
作りやすい高音質スピーカー: 測定とシミュレーションで高性能を徹底追及 / 小澤 隆久
作りやすい高音質スピーカー: 測定とシミュレーションで高性能を徹底追及 小澤 隆久
-
-
「10分刻み」ニッチタイム(すきま時間)超勉強法 / 中島孝志
「10分刻み」ニッチタイム(すきま時間)超勉強法 (講談社ニューハードカバー)
-
-
未来年表 人口減少危機論のウソ / 高橋洋一(2)
未来年表 人口減少危機論のウソ (扶桑社新書) posted with ama
-
-
病院ビジネスの闇~過剰医療、不正請求、生活保護制度の悪用
病院ビジネスの闇~過剰医療、不正請求、生活保護制度の悪用 (宝島社新書) NHK取







