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大放言 (新潮新書) / 百田 尚樹

公開日: : 最終更新日:2017/08/23 読書

大放言 (新潮新書) 大放言 (新潮新書)
百田 尚樹
新潮社 2015-08-12
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★★★★☆(話のネタに)

以前に「地方議員ってそんなにいるのか? 」という記事を書きましたが、この本からの丸パクリでした。

目次

  • 第1章 現代の若きバカものたちへ
  • 第2章 暴言の中にも真実あり
  • 第3章 これはいったい何だ?
  • 第4章 我が炎上史
  • あとがき
  • 特別付録 我が炎上史 番外編

内容について

各章の小見出しを見るとニヤリ。

「やればできると思っているバカ」は、「オレは本気を出していないだけ」とほざいている人の話。

本気を出してもしできなければ、ただのウソツキであることを証明してしまうので、死ぬまで本気をだそうとしないのだが、それは「やってもできないタダのバカ」と全く同じという指摘。

「自分を探すバカ」はインドに自分探しに行くようなバカ。「インドにおまえのルーツがあるんか、おまえは印度人か」というツッコミがおしゃれ。

「日本は韓国に謝罪せよ」は最近出された著書『今こそ韓国に謝ろう』の元ネタ。「教育を施してすみません、人口を増やしてすみません、奴隷制度をなくしてすみません」の連呼。

「売れなくてもいいならブログに書け」は売れない作家ほど締め切りを守らない、編集者の加筆を嫌がる、「売れなくてもいい、オレの作品をわかってくれるもののために書く」と言う。「売れなくていいものならテメエのブログに書け、出版社は慈善事業ではない」というまっとうな意見です。

ほかにも「図書館は新刊本を入れるな」、「チャリティー番組は誰のため?」、「自己啓発本の効能は?」などが考えさせられます。

とても面白いので読んだほうがいいよ~

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