絶対に、医者に殺されない47の心得
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読書
★★★☆☆
『医者に殺されない47の心得』を書いた岩田先生の本。
医者と患者の両方を読者に想定して書かれています。
近藤誠理論はすべて間違っているというのではなくて、正しい部分と間違っている部分とをきちんと分けて批判すべきと書いてあったのは賛同できます。イデオロギーを持ってしまうとダメということですね。
アメリカ帰りの医者が日本の医療をバカにするというのも「あるある」ですが、アメリカの医療は世界の医療の中で超異端であり、日本の医療もそれとは異なる別の超異端なんですよね。どちらを擁護しても世界の潮流からは大外れ。
「患者中心の医療」の危険さにも警告を与えておられます。ある意味医者にとっては責任を全部患者に押し付けられるので楽なんです。ついこの前も知人で食道癌で亡くなられた方がいましたが、彼は医者の勧めを全部断り、怪しげな免疫療法に走り命を落としました。
この時代、ポピュラーな疾患に対しては標準治療という名の「最も効果があると科学的に証明されている」治療があるので、医者が治療方針を決めるのが最も正しいと私は思います。
この標準治療を定めるガイドラインがデータの蓄積とともにしょっちゅう変わるのが医者泣かせなのですが。
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