Piano Moods / Dodo Marmarosa Trio
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音楽
★★★☆☆
最近 CD棚を引っ掻き回す孫がいて、あとの整理が必要です。
この CDはどこで買ったか覚えていないのですが、棚から落っこちていたのを発見。現在入手困難のようです。
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Michael “Dodo” Marmarosa は 1940年代~60年代に活躍した白人ジャズピアニスト。
Dodo というのはドードーという鳥で、マダガスカル沖のモーリシャス島に生息していた絶滅鳥類のこと。
頭が大きい彼が学生時代につけられたあだ名ということです。
学友に Erroll Garner がいたということからか、15歳から演奏活動を始め、Lester Young、Charlie Parker との録音も残っています。
順調に行っていたところが、1954年に精神病院に入院。電気ショックを受けたということはヤク中やアル中ではなかったのでしょうか。
1961年にカムバックして ”Dodo’s Back!”というアルバムをリリース。しかし、1968年以降は演奏をやめています。
*
私はビル・エヴァンス トリオが好きなので、エヴァンス以外のピアノトリオは、エヴァンス以前とエヴァンス以後というふうに大別しています。
エヴァンス以後はエヴァンスの影響を過分に受けていますが、”影響を受けていない”エヴァンス以前のトリオはそういう意味で興味がわきます。
この CDには彼のオリジナル曲が 5曲収録されています。別テイクも含めて全11曲。
ピアノ、チェロ(ベースとは書いていません)、ドラムのトリオです。
曲はその時代を彷彿とさせるノリのいいものです。やはり白人のジャズ、オシャレな感じがします。
モノラルで音質は悪いですが、それも含めてよき時代を懐かしみましょう。
曲目リスト
- バップマティズム(D 1131-C)
- バップマティズム(D 1131-F)
- ドドズ・ダンス(D 1132-A)
- ドドズ・ダンス(D 1132-B)
- トレード・ウインズ(D 1133-A)
- トレード・ウインズ(D 1133-B)
- デイリー・ディパーツ(D 1134-E)
- デイリー・ディパーツ(D 1134-F)
- デイリー・ディパーツ(D 1134-G)
- コスモ・ストリート(D 1135-D)
- コスモ・ストリート(D 1135-E)
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